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2001年12月02日(日) アンドリューNDR114 

7月に劇場で映画を見たとき、
『ハリー・ポッターと賢者の石』の予告を見ました。
あのときは、ずいぶん先のように思えたものですが、
とうとう封を切られてしまいましたね。
(というか、東京国際映画祭あたりで既に上映されていた?)

ということで、公開を記念して、コロンバス監督作品を。

アンドリューNDR114 Bicentennial Man
1999年アメリカ クリス・コロンバス監督


アイザック・アシモフの「バイセンテニアル・マン」を原案とした、
ある一家とアンドロイド“アンドリュー”(ロビン・ウィリアムズ)との
200年にわたる交流を描いたエンターティンメントでしたが、
ヒューマノイド・ロボットの開発が進められている現在、
考えさせられる部分も多い作品でした。

近未来。マーティン家の主人(サム・ニール)は、
時流に乗ってアンドロイドを購入し、自慢げに家族に紹介します。
家事用のロボットとして買ったものでしたが、
次女“リトル・ミス”ことアマンダが、アンドロイドと発音できず、
“アンドリュー”と呼んだのがそのまま名前になり、
“アンドリュー”ことNDR114ロボットと“リトル・ミス”は
大の仲良しになりました。

長女グレースが、アンドリューに変な命令をしたことで、
“生命の危機”にさらされるという事件をきっかけに、
主人はアンドリューを人間として扱うと宣言するのですが…

チャチだということではなくて、
いろいろな意味で人間臭いアンドリューを見ていると、
「変なかぶりものをした、ちょっと融通の利かないだけの好人物」
に思えてきてしまうのですが、
考えてみれば、主人たる人間の言うことに絶対服従のロボットが、
自分の考えを持ったり、
独創性を持って芸術作品を作り出したりするのって、
ある種の欠陥なんですよね。

人間(リトル・ミスの孫ポーシャ。エンベス・ダビドスがきれいです)に
恋をして苦悩し、少しでも人間に近づこうとしては非難され、
それでもくじけずに信念を通すアンドリューにとっての幸せって
何だったのでしょうか?
「One is glad to be of service」(お役に立てれば幸いです)
が口癖の彼の、200年にわたる幸せ探しを、
131分間のダイジェストで見せてもらえるという気持ちで
ごらんになってはいかがでしょうか。


ユリノキマリ |MAILHomePage