気ままな日記
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2008年02月11日(月) 親離れ

今月の、婦人公論の特集が、「大人になってからの親離れ」とあったので、思わず購入。
しっかり実家に帰省ならぬ寄生している身としては、こうした記事を読むのもいいが、まずは「形から始めよ」という気もするが……。
 3人の方々からなる覆面座談会や、離婚後子供を連れて実家に戻った女優さんへのインタビューなど。
 わたしの友人たちの話などを聞いても思うのは、両親の援助をたっぷりと受けていても、そういう状態を「肯定」しているのは、サザエさん一家のように、配偶者有りの場合。または、隣同士であろうとも、一応実家とは、別に住まいを構えている場合。みそやらしょうゆやら、お惣菜やらをタクシー乗り付けて実家から分けてもらっているような有様でさえ、そういう状態に、果たしてこれでいいんだろうか?? などと、こだわっている風ではない。別に世帯を構えているという枠組み(自信?)のようなものが、心理的に適度な距離を保つからだろうか。
 子供がいても、定職があっても、昔の親子関係を引きずったような親との同居生活に、「このままでいいんだろうか」とクエスチョンマークを抱きつつ、それでも今の状態にとどまっているのは、やっぱり「楽ちん」だから。苦労こそ美徳、実家から離れる=自立、などというものの考え方から解放されるのがいいのかどうか。
 ともあれ、息子に対しては、とりあえずうまく脱出できるといいね、と強く思うのです。


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