気ままな日記
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2008年01月04日(金) 誰のもの

初出勤。電車はガラ空き、窓から見える海もことさら青く富士山もくっきり……。
まずは仕事始め式から。
同じ課の物知り中原さんによれば、、古き良き時代には、仕事初めには、飲食物がふるまわれ、3時ごろには、上司以外は、帰宅したのだそうだ。
今そんなことしてたら、苦情が来ること目に見えている。
昼食には、親睦会からお弁当が出たのだが、さっき父にその話をしたら、
「税金で食ったのか」とひとこと。
違います。親睦会費から出たんです! ときっぱり。
 内部からの「ちくり」が多い昨今、「白」は「白」とはっきりと言っておかねばなりません。

 午後からは、大量に来ていた年賀状の仕分け作業。
「これだけ来てれば一枚ぐらい(お年玉くじ)当たってるかもね」とわたし。
「切手とか、当たったら誰のものになるんすか」と前に座っている青年。
そこへ、物知り中原さん曰く、
「それはですね。出納簿に臨時収入として記載して、事務所の財産として受け入れるんですよ」
と、存外まともな答え。
 ひょとして、郵便の仕分けをしたわたしのものになるのかしら、などとちらとでも思ってしまったわたしは、新年早々恥じ入りました。


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