鈍器はスパッ!と切れる刃物にいつもいつも憧れますいや正直に言おう・・・嫉妬するのですそして我が身を鑑みていつも顔を赤らめるのです年季も入ってきたけれどあくまで鈍器は鈍器です舞うように切る技振り払えば輝きを取り戻す刃物と違い鈍い音で殴りつける術しかなく血糊を赤黒く積み重ねる日々憐れまれるかもしれませんいや既に憐れまれているかもしれませんこのままでいいのかこのままでいいのか後ろめたい自分をこのままにしておいていいのか