ひびき(日々記)
「夢を叶えて 夢になりたい」

2002年09月11日(水) あの日

ちょうど僕は実家にいた
家族みんなで夕飯を食べ
フジタ家お決まりの
マシンガントークの最中だった
テレビはNHKが映っていた

「貿易センタービルが燃えてるで」
「大火事やな、大丈夫かな」
全員大火災だと思っていた

「うわっ!爆発したで!」と僕
しかし兄が
「違う!今飛行機が突っ込んだ!」

…一体何が起こってるんや…
焦燥と不安が僕らを満たした

京都へ帰る時に母が言った
「もし戦争が始まったら今生の別れやな」
冗談っぽく笑いながらだったが
僕には洒落に聞こえなかった

一年が経った

あの理不尽な殺戮で沢山の人が亡くなった
しかしそれ以降も
中東では沢山の人が亡くなり続けている
血で血を洗う連鎖はまだ止まない

平和を願う人々は命の尊さを訴える
その心に偽りは微塵もない
僕もその一人に違いない

しかし僕らは直面していない
僕らは傍観者でしかない
大切な人の命を
無差別に奪われた立場の人達の
哀しみは何一つ分からない

もし家族が
このような事で命を奪われたら
僕だけが生き残っていたとしたら
僕は血で血を洗わないでいられるだろうか

その答えは
今の僕のどこにも見当たらない

しかし
例え上っ面と言われようとも
傍観者と自分を見下げようとも
諦めたりしない

平和を唱えて何が悪い!

僕はずっと声高に叫び続けてやるぞ


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