囚はれのシネマ日記
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2005年05月06日(金) 豆豉の味そのほか

この連休の収穫のひとつは海老のチリソースおよび海老の豆豉炒めがうまくなつたこと。
このところ週に3回ぐらゐは海老の中華料理を実験してゐた。
豆豉炒めとは豆豉醤といふ黒豆を原料とする中華調味料で豆板醤とこの豆豉醤で味付けをすればなんでもかんでも本格的中華料理の味になつてしまひます。
ちなみに豆板醤の原料はそら豆。
(そのそら豆のみどりも五月の食卓にならばない日はないほどなり)
とにかく豆豉炒めは海老、貝類と合ふので、たとへば海老とピーマンでも、アサリとチンゲン菜でも、ホタテ貝とそら豆でも、冬なら牡蠣と小松菜でもおいしいでせう。
ところで海老はそのプリプリ感を出すためにお酒と片栗粉をもみこんでおくことが必須、豆板醤および豆豉醤は中華鍋の肌にぢかになすりつけて具と炒め合はせると香ばしくておいしいこと。
これは常識なのかも知れないけれどわたしにとつては再発見だつた。
わたしはものぐさなので海老を鍋の片方によせあつめてスペースを作り、そこに豆豉醤や豆板醤をなすりつけるけれど、それでもOKなのでお試しあれ。
四川飯店の味になりますのことよ。

海老の豆豉炒めをはじめて食べたのは父が入居してゐた老人ホームの近くの○○飯店。
2度目は父のお墓がある霊園の近くの○○楼。
こんなおいしい料理をかつて食べたことはないと感激した。
思へば父はよほどわたしと海老の豆豉炒めをひきあはせたかつたのでせう。

連休のもうひとつの収穫は寺山修司や唐十郎たちのアングラ演劇のポスター展を見たこと。
こちらです。
わが家から自転車で荒川を越えると15分ほどで北千住に着く。
その北千住の丸井の10階に去年シアター1010ができた。
5月に寺山修司の芝居を2つやるので同時にポスター展も開催されたといふわけ。
横尾忠則のあのポスターがなつかしく毒々しく花開いてをりました。
そのなかに1970年代の新聞記事の切り抜きもあつた。
それは寺山修司の芝居の初日に唐十郎が葬式用の花輪を贈り、激怒した寺山と唐が芝居の白塗りのまま大乱闘となり逮捕されたといふものだつた。
(もしかするとその逆だつたかも?)
そんなパフォーマティヴな事件もありましたわね。
馬鹿馬鹿しいけれどあの時ふたりは若かつたといふことでございませう。


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