囚はれのシネマ日記
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窓をあけるとかならずメジロが梅の蜜を吸つてゐる。 どうやらあのメジロはこの梅の木を根城にしてゐるらしい。 いつもひとりぼつちで。 どうやら都会で独り暮らしのメジロらしい。 しばらくするとキジバトと思はれる中サイズの鳥が飛んできてメジロを追ひ払ふ。 これもいつもの光景。 キジバトはさしづめ単身赴任といふところだらうか。 キジバトはかつてこの梅の木に巣をつくり雛をかへしたこともある。 だから巣づくりの縄張りを荒らされまいとしてメジロを威嚇するのだらう。
今日はほんのり梅の香もする。 どうやら花粉が少ないやうだ。 いままでもその兆候はあつたものの今年はじめて本格的な花粉症となつた。 くしやみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目の充血。 台所の換気扇をまはしただけでくしやみが止まらなくなる。 マスクをして豆腐屋へ行つたら店主いはく。 「花粉症になるのは女は美人、男は頭のいい奴だろ、俺はバカだからなんねえの。」 さうなのか、そしたらヒロシもきつと花粉症だ。 ヒロシは言つてゐた。 このお笑ひブームは夏までと読んでゐる。 そのあとはバンドをやるつもりとです。
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