囚はれのシネマ日記
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| 2004年08月17日(火) |
体操ニッポン 日はまた昇る |
アテネ・オリンピックでのニッポン男子体操の団体。 BSの録画放送で見たがすばらしくて目が離せなくなつた。 正確で大胆で優美の三位一体。 男子体操競技はうつくしいものだと思つた。 重力に反したことを力みなくつぎつぎにやつてのける。 まるで月世界にゐるごとく。 月面宙返りはすでに伸身の新月面といふところまで来てゐた。 わたしはゆつくり二回転して着地する瞬間がとても好きだ。 ことにニッポンが逆転勝利を確信した最後の鉄棒の演技。 (一位につけてゐたルーマニアがミスをやらかした) 米田、鹿島、冨田の演技は完璧で流れるやうにうつくしかつた。 会場からは歓声と拍手の嵐。 ルーマニアもアメリカも敗北をみとめざるを得ないといふ表情だつた。 体操選手たちは小柄で上半身は筋肉がもりもりについてゐて下半身は締まつてゐる。 ピタリとしたタイツがそれを強調する。 それはアメリカもルーマニアも中国も日本も同じ。 アメリカのモーガン&ポール・ハムの双子の選手は小柄でアイビー・カットに髪を刈り込んでゐた。 みんな小さく均整がとれて楔形の体形をしてゐる。 美青年も多い。 解説者がピーコさんの声にそつくりなのでなんとなくその世界に紛れ込んだやうな感じも… とくに床運動でポーズを決めるときとか。 体操で金メダルは76年のモントリオール以来じつに28年ぶりだといふ。 アナウンサーも解説者も涙ぐんで感激してゐた。 そしてこう言つた「体操ニッポン、日はまた昇りました。」
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