海を進む
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この一ヶ月、ごろごろごろごろ転がり落ちていく一方だった。 毎日仕事が全然進まなかった。 そのうち、どんな仕事が出てきても、私にはどれも無理な気がしてきた。 終電までには帰ろうって思うと、なぜか終電には間に合わない。 今日中じゃなきゃだめな仕事があるわけじゃないのにね。 三回タクシーで帰った。タクシー代は請求できないのに。 食欲はどちらかというとむしろない感じなのに、毎日大量の食べ物を買った。 食べ尽くさないと気が済まない。 食べ物がいつもないと不安で不安で、買う量はどんどん増えた。 仕事中でも電車の中でも急に涙が止まらなくなったり。 私の人生これからずっと楽しいことなんて何もあるわけないって、 ここ数ヶ月そんな気になってたけど、 一層確信を持ってそう信じるようになってた。 というよりは未来に希望があるかどうかさえ考えなかったかな。 今どんよりするだけで精一杯。 かわいい洋服を着こなしてる人とすれ違ったりすると一層どんよりした。 そもそも私にはあんな洋服を着られないし、 休みの日におしゃれして出かけるなんて、一生ない気がした。
どんよりぐちゃぐちゃぶりを長く書きすぎたけれど、 つまり、やっぱり止まない雨はないわけで、 ほんの些細なことがきっかけで急にスイッチが切り替わった。 もうスイッチなくなったのかと思ってたよ。
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