海を進む
indexpastnext


2005年01月13日(木) 幻のラブレター

気持ちに応えることはできいないってメールで言われちゃった。

私は人に手紙や封筒を手渡すとき、「ラブレターです」って言うのがクセ。
照れ隠しで。ありがちで何のひねりもないね。
誕生日プレゼントのお礼をカードに簡単に書いて渡した。
「ラブレターです、後でこっそり読んでください。」って。
ほんとにお礼しか書いてないよそよそしい手紙だったのだけど、
(でも、渡すか渡さないかを含めて、ものすごーく悩んだ末に生み出したもの)
会社のフロアに二人きりだったし、なんか緊張してしまって、
何でもないふりしてたけど、「ラブレターです」しかスラスラ言えるセリフがなくて。

その夜、ラブレターって言ってたから開けるときドキドキしちゃったっていうメールが来た。
そうだよね、この場合、ちょっとシャレにならなかった。
「ラブレターです」は絶対にラブレターの可能性がないものを渡す場合にしか言えないよね。
そんなこんなで、もしもラブレターだったとしても今は気持ちに応えることはできないから、
云々、というメールが来たのでした。
しかも私、悩んだ末に、幻のラブレターに回答してくださってありがとうございます、
みたいな返事を送っちゃった。
なんだか私が書いたけど渡せないラブレターを持ってるみたいじゃないか。

あー、なんてバカバカしい。くだらない。私がバカ。
遠回りに遠回りに、何が言いたいんだろう。何が伝えたいんだろう。私は。
Dさんの私を勘違いさせる言動の数々は、ただ単に本当に素直で正直で無邪気なだけ。
うじうじしてて、はっきりしなくて、思わせぶりなのは、私のほう。
よくわからない言動をしているのは私のほうだ。
自分の気持ちに素直になれない。
そもそも自分の気持ちとまっすぐ向き合わない。
今さら、Dさんなんかもともと好きになるわけないじゃんって思おうとしてるよ。
バカ。

ただの仲の悪くない同僚だったのに、面倒を持ち込んだのは私。
もう、手をつなごうなんて、冗談でも言ってくれないだろう。


きなこ |MAILBBS