海を進む
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2004年04月10日(土) 18歳の私へ

ここに、大学一年生のときに書いていた日記のノートがあります。
これは1998年10月1日に書いた日記です。
鉛筆で、ノートの罫線を無視して大きな字でなぐり書きされています。

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(引用はじめ)
はあ。やっぱり私は恋に恋するお子様。いない歴18年だもんなー。
もうすぐ19年だ。悲しい。年取りたくない。
人生で最も美しいはずの18のときに、どうして私はこんなにでっぷり太って、
着たい服も着れず、やりたい髪型もできず、指輪もできず、スカートもはけず、
はあ、でっぷり太って。悲しいなー。悲しいーーーー。かなしいよお。
人間外見じゃないけどさ。わかってるけどさ。内面を好きになるなんて、理性的。
恋は本能でしたいもんね。外見にひかれるのは、いやらしいとかじゃなくて本能なんだよね。
今はam4:45でーす。これから寝まーす。
はあ、それにしても誰かいい人出現しろー。誰かを好きになりたいなー。
恋に恋する乙女は寂しいぞ。
(引用終わり)
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ええと。恥ずかしいです。見れば見るほど恥ずかしい。
「寝まーす」とか・・・。「寂しいぞ」とか・・・。そして「でっぷり」・・・。
確か夏休み中のボランティア体験で老人ホームに行き、あるお婆さんに
「まあ、あんた、でっぷり太って!」
と言われたのでした。
そんな18歳の私へ24歳の私より。
あなたの悩みは全く解消されていません。むしろ深刻になっています。
相変わらず足が太くて仕事でスーツを着る以外はスカートをはきません。というか、はけません。
指も相変わらず太くて、指輪をしたことはありません。
そして何より、相変わらず彼氏はできず、もちろん初体験もまだです。
キスは23歳のときに初めてします。でも好きでもないキモい男とで、いやな思い出になっただけ。
覚悟しておいたほうがいいです。
年取りたくないなんて、ムリです。彼氏いない歴は長くなるばかりです。
寂しいから彼氏が欲しいようですけど、6年後のあなたは、はずかしいから彼氏が欲しくなっています。
生まれてこのかた彼氏がいないなんて、24歳にもなるとはずかしくて人には言えなくなっているのです。
頭では自分は自分、他人は他人。と思おうとしても、ヒトナミになることをあきらめきれない。
そういうとこ変わってないです。
「私、ホントは頭ではちゃんとわかってるんだもーん」
と自分に自分で言い訳するところ。
何はともあれ、彼氏がいないことを悲しい悲しいと嘆く18歳の私、甘いですよ。
24にもなると、悲しいなんて一言じゃ表現できません。


きなこ |MAILBBS