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2003年12月10日(水) ファインディング・ニモ

これは素直に面白かった〜。まさに家族のためのお正月映画。期待通りに安心して楽しめる一作と言ってよいでしょう。

ダイバーに連れ去られてしまった息子を助けるために父親が冒険の旅に出るという、ストーリーは本当に単純で何のヒネリもないんだけど、とにかく映像が素晴らしい。ただリアルでキレイなだけではなくて、すごく新鮮な感じなんですよ。これ海の中を舞台にしたことが大正解だったと思うなあー。未知の世界を垣間見る楽しみが味わえるというか、クラゲの大群やら海流に乗る様子やら、うわあ海の中ってすごい〜!的な感動がありました。
あと、これは観る前から思ってたんだけど、“親”が冒険の旅に出る物語ってちょっと珍しくないですかね?例えばライオンキングにしろ千と千尋にしろ、普通こういうアニメでは“子供”が冒険をして成長する姿を描くというのが王道のような気がしてたので、パパが頑張ってる様子ってなかなか面白いなと思いました。それも決して勇ましく捜索の旅に出るわけではなくて、息子がいなくなった時のパニック状態のまま無我夢中で泳ぎ回っていろんな人に出会って次第にそれが語りぐさになってゆく、その展開が押しつけがましくなくて好感持てました。


そしてニモがー!カワイー!小さい方の手(じゃなくて正確にはヒレだけど)を常にパタパタパタパタパタパタって動かしてる様子がもう超絶可愛かったです。あと「イソギンチャク」って正しく言えなくて「イソギ…イソ…い、いそにんにゃ…」とかなってるところ(笑)。微笑ましすぎ!
パパと旅をする青い魚ドリーちゃんは笑えました。ほとんどメメント状態の人(じゃなくて魚)なんだけど底抜けに明るくて、ちょっとそこらの芸人に見習ってほしいくらいの絶妙なボケ具合でしたね。個人的に“クジラ語”が大ヒット(笑)。くだらないのに妙に可笑しくて笑いこらえるのが大変だったよ。


それから水槽の中チームの方で、顔にキズがあるヤクザな感じのリーダー魚がいたじゃないですか。最初に出てきた時から、うわ何なのこのニヒル声!惚れそう!魚なのに!とか思ってたらウィレム・デフォーだったんですね。やっぱりね。あのなりきりっぷりはただ者じゃないと思った。他に有名どころでは、ペリカン役でジェフリー・ラッシュとか出てます。「ハルク」のエリック・バナの名前もあって、えぇどこ?どれだったの?と思ったらサメ隊の一人(一匹)だったそうだ。しかもあの、顔が横に細長い超個性派ザメですよ。もうすっかりイロモノ担当だなエリック!(違)


今回有楽町で観たんですけど、映画館の入り口付近では、フィギュアを使ってちょっとしたニモ展示場が出来上がっていて、みんな写真を撮っていた。負けずに私も撮りました。




ニモたんアップ



ニモとウミガメ(の子供)
後ろにいるものすごい顔のサメがエリック・バナです



全然関係ないけどとなりに置いてあったクイール(→公式
かわいくない?!超ビッグサイズなのよこれ!
「背中に乗らないでください」とか書いてあるの(実話)


そんな感じで楽しかったです。次はラストサムライ〜。早めに観るぞ〜。


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ファインディング・ニモ 【FINDING NEMO】〔アニメ〕 

2003年 アメリカ / 日本公開 2003年
監督:アンドリュー・スタントン
声の出演:アルバート・ブルックス、エレン・デジュネレス、アレクサンダー・グールド、
ウィレム・デフォー、ジェフリー・ラッシュ
(劇場鑑賞)


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