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2002年04月03日(水) ロード・オブ・ザ・リング

 結構人によって好き嫌いが分かれるのでしょうか。いつもは趣味の合う友人が先に観てつまんないとぼやいてたので少々不安だったのですが、でも私は面白かったです! 個人的にもともとこういう世界が好きなのでお話に入りやすかったのかも。エルフとかドワーフとかミスリルとか、聞いただけでそりゃもうファンタジー好きFFオタクの血が騒ぐ。

原作は読んでません。が、読んでた方がもっと面白かったかもなあ、とちょっと思いました。予備知識がないと、どうしてもあらすじを追うのに精一杯で、展開を表面的にガーッと説明されてるような気分になっちゃうんですよね。前もって原作読んでれば背後の設定や登場人物の心理などの目に見えない部分を(無意識的にせよ)補完しながら鑑賞できると思うので、その分より味わい深く楽しめたのではないかと。こういう、原作に割と忠実な映像化の場合には特に。

映像は文句なしで素晴らしかったです!スケールが大きい。映画館で観てよかった。草原、森、雪山、洞窟、…と場面転換も事欠かず、それでいて世界観に合うよう細かく手が加えられていたりして。アカデミー賞では撮影賞や視覚効果賞を受賞してましたね。納得。内容的にファンタジーが苦手という人でもこれには異存はないのでは?

あと出演者の男性率が高めですね。冒険に繰り出す仲間達はみんな男の人なので、途中で出てきたリブ・タイラーとケイト・ブランシェットが随分と女らしく見えました。特にケイト・ブランシェットなんて、私はついこの前「ギフト」で貧しい子持ちの未亡人ぶりを見た後だったし。神秘的で綺麗。
それとレゴラス役のオーランド・ブルーム君。カッコイイと事前に教えて下さった方ありがとう!ぬかりなくチェックして参りましたよ。確かに素敵だわー。斜に構えて矢を射る姿などなかなかツボでございます。

帰り際、つい勢いでパンフレットを入手。日頃好きな俳優目当てでしかパンフを買わない罰当たりな私にしては珍しい現象です。一緒に行った友人はさらに輪を掛けて勢いづいたらしく、本屋に立ち寄り原作の最初の数巻を購入してました。ふふ、嵌ったなおぬし。読み終わったら借してね。
いや、冗談抜きで次作が公開されるまでに原作読破を目論んでます。…しかし全9巻か…。長…。…ふ、ふん、京極夏彦と比べたらこれくらい何さ。頑張れ自分。



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ロード・オブ・ザ・リング
【THE LORD OF THE RINGS(THE FELLOWSHIP OF THE RING)】

制作:2001年アメリカ / 日本公開:2002年
監督:ピーター・ジャクソン
出演:イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン
リブ・タイラー、ケイト・ブランシェット
(劇場鑑賞)


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