ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2006年02月19日(日) 海に消えゆく村

NHKスペシャルで気候大異変を見ていました。

北極圏の氷がとけることで、
アラスカの村々が海の浸食の被害を受けているのだそうです。
そして、今、その影響で村がなくなる危機にさらされているのが
なんと「シシュマレフ村」!

そう、あの星野道夫がはじめてアラスカへ渡った時に
3ヶ月過ごした村です。
海の浸食にさらされている映像は、
とてもショックでした。
村民たちは2009年には、
村から他の地に移住することになったそうです。
どの本だったか…星野道夫の本で
シシュマレフ村の人々のどこか日本人に似ているお顔を
写真で拝見したことがあります。
それで何となくシシュマレフの人々に親近感を覚えていました。
それが、あと3年で
「シシュマレフ島」は人が住まない場所となるなんて…!
(30年後には島自体もなくなるらしい…)
彼らは3年後、一体どうしているのでしょうか。。。

住むところを追われる環境難民の問題。
それは近未来のことではなく、
今現在、その問題にさらされているのだと…
その深刻さに愕然としました。


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