ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2003年04月01日(火) 春のさえずりと…

このところ、毎朝、高らかに鳴く小鳥のさえずりが聞こえます。

たぶん恋の歌なのでしょうが、

その美声の持ち主の姿を声のするほうで探せども、

ちっともその姿が見えません。

うーん、いったいどこで鳴いているんでしょう…?!

「ゆうちゃん、声はするのにどこにいるのかわからないねぇ」と申しますと、

娘はベランダの鉢植えに水をやりながら、

「ママ、いいじゃない。どこにいるかわからなくても。

小鳥さんの声がちゃんと聞こえているんだから。」なんて

妙に大人っぽく諭されたりなんかして…(^^;


お昼過ぎにベランダに出てみましたら、

今度は、目の前の空中をすぃーっと飛ぶものが…。

「あ! つばめ! つばめが来た!」

2羽のつばめが空中に弧を描きながら飛んでいます。

「きっとおうちを探しているんじゃない?」と娘。

ふふっ、このつばめさんたちは、

どこの軒先に落ち着いたのかしらんね♪


__________________________________

お昼から友人の子どもたちが遊びに来ました。

女の子なら、いつもはごっこ遊びがはじまるのですが、

男の子は娘のごっこ遊びには、そう簡単につきあってくれません。(笑)

そんなとき、積み木って便利なアイテム。

最初、お母さんたちも作って!といいながら、

子ども達は、スカリーノフォレストを組み立てていました。

友人が「ここはどうしたらいいと思う?」と

子どもたちに高さのバランスを考えさせながら、

作らせています…。

(そう、私にはこの忍耐が今ひとつないのよね…。ついつい、

「こっちのほうが高いから、この積み木の方がいいんと違う?」と

やってしまい、子どもが考えを導き出すきっかけを奪っているのでした。)

1度、崩れてしまったあと、

「今度は子どもたちだけで作ってみたら?」と提案したら、

最初は当惑した様子でしたが、

そのうち、二人でらくがき帳に設計図を書いて、

それに従って作りはじめました。

気が付くと、大作が出来上がっています!

二人は「こうしたらいいんじゃない?!」といいながら、

トンネルや坂道など、ちょっとした工夫をこらして作っていました。


うーん、やっぱり、ちょっと「待つ」忍耐強さを持っていてやれば、

思わぬ発展があるのですねぇ…しみじみ。

(けれど、私って忍耐強くないのよねぇ…ふぅ…。)



 < 過去  INDEX  未来 >


こみち [風の小径]

My追加