ひとコマ
何気ない日常のひとコマ
2003年01月06日(月)
新春のひとコマ
明けましておめでとうございます。
今年も暮らしの中で見つけた”小さな幸せ”を、
綴って行きたいと思いますので、
この1年もどうぞよろしくお願いいたします。
お正月は夫の実家で過ごしました。
朝、小鳥たちのさえずりで目が覚めました。
庭の木に、義母がみかんやりんごなどを刺しているのを
小鳥たちはちゃんと知っていて、
にぎやかにおしゃべりをしながら、お食事にやってきます。
たくさん遊びに来ていたのは、メジロでした。
義母が娘に、
庭に来る小鳥たちのことを、あれこれお話してくれます。
「渋柿が熟して甘くなったら、みんなそればっかりつっついて、
さざんかの蜜には、最初見向きもしなかったのよ。
最近、食べ尽くしちゃったから、メジロたち、
やっと、さざんかの蜜も吸っているの♪」
「メジロは、大勢でやってきて、他の小鳥が来たら、
みんなで追い出して、いじわるなのよ。(笑)
ヒヨはロウバイの花をいっぱい落として散らかしていっちゃうの。」
庭に出ると、ロウバイの香りが漂います。
うーん、甘い香り♪
お昼過ぎに、室見川の河川敷まで出る間にも
いろんな小鳥たちのさえずりが、聞こえてきました。
河川敷の並木には、ジョウビタキがとまっていたり…
このあたりの住宅街はけっこう野鳥がたくさん住んでいるようです。
室見川には、ユリカモメたちがたくさんたたずんでいました。
河原に、水鳥たちが、静かにたたずんでいる姿を見ると、
とてもおだやかで、
そこにはゆったりとした時の流れを感じます。
ときどき、破魔矢を持った人とすれ違うのが、
お正月らしい風情…。
2日、
大分県の
筌の口温泉
に向けて出発しました。
やまなみハイウエイに入ると、ところどころ雪が積もっています。
旅館の人のお話によると、
クリスマスの頃に降った雪がまだ残っているのだそう。
雑木林に囲まれた露天風呂は、
少し熱めの温泉でした。
(ここはきっと新緑の頃、とても美しいでしょうね…)
お風呂に入っていると、
頬にあたる冷たい風がとても心地よく感じられます。
娘は、熱いお風呂が苦手だったのですが、
今回の露天風呂で、すっかりそれをクリアしたようです。
翌日は、
あいにくの雨模様。
冷たい雨の降る中、阿蘇に向かいました。
ガンジー牧場で、(寒いのに!)ソフトクリームを食べた後、
「阿蘇ファームランド」というところへ。
雨の中でも遊べるアスレチックで少し運動をして、
それから「阿蘇火山温泉」という、また温泉へ…笑。
ここは、露天風呂が充実していました。
およそ1000坪の庭に、いろんな露天風呂が点在しているのです。
凍るような寒い外へ、意を決して出ます。
そうして露天風呂に入ると、身体がじんわりあたたまります。
そして「寒い、寒い」と震えながら、次のお風呂へ…笑。
霧が深まる中、いくつかの露天風呂をめぐりましたが、
寒くて奥の方までは行き着けませんでした。
後で、パパと入った娘の話によると、
娘たちは、すべてのお風呂に入って来たとか…
あの寒さのなか、よく行けたねーと感心。
この露天風呂めぐりがよほどおもしろかったのか、
娘は帰る頃には、すっかり温泉ファンになっていました。
(というより、露天風呂ファンか…笑。)
今回は霧でまったく景色が見えませんでしたが、
本当はとても展望のよいところらしいです。
次に行く機会があったら、阿蘇のパノラマを楽しみながら
露天風呂にゆったりとつかりたいものです。
4日、
きのう、熊本から夜遅くに帰って来たのと、
高速道路の渋滞情報とで、
帰るのを5日にしようかという話になっていたのですが、
窓の外では、雪がはげしく舞いはじめ、
明日の朝には積雪する模様だったため、
結局、4日に福岡を経つことにしました。
けれども、やはり渋滞にはつかまってしまいました。
山口県をぬけるまでに、すでに8時間近くかかり、
広島では、雪がはげしく舞いはじめました。
今夜中に京都に帰るのはあきらめて、倉敷で1泊することに…。
5日、
チボリ公園を目の前にして、娘が黙っているはずがありません!(笑)
寒い中、遊びに行きましたー。
まずは、ひつじさんがお出迎え…♪
それにしても寒波の影響で、寒いー!
身体が凍ってしまって、満足に遊べる状況ではありません。
メリーゴーランドやコーヒーカップが大好きな娘も、
さすがに今回は、1回きりでした。(笑)
ポンっと水が出てくる遊び場では、つららが出来ていたり、
水たまりは氷が張っていたり…。
うー、ぶるるっ。
去年、来た時ときより、なんだか寂しい気がしたのは、
寒さのせいでしょうか?
それとも、
夜の美しいライトアップをながめなかったからでしょうか…。
お土産屋さんも、なんだか様変わりしていました。
ベスコフの食器もなくなっていたし…残念。
欲しかったデンマークの切り絵のモビールは、あって嬉しかったです。
どれにしようかと迷った末、もこもこしたひながかわいかったので、
このSWANのんを、持ち帰りました。
夜、京都に帰ると、こちらも凍るような空気。
お部屋の中に入って、お風呂に入って、
冷えきっていた身体が、やっとあたたまりました。
そして、娘のお布団に入ると、
眠りなれたやわらかな感触に、
とても幸せな気持ちになったのでした。
ほっ♪
6日、
朝起きると、屋根屋根が白くなっていました。
きのう少し雪がふったようです。
朝から夕方まで、ずっとお洗濯。
そして、留守にしていても、
なぜだか自然と廊下にはホコリがたまっています。
ひととおり掃除と洗濯を終えた頃には、もう夕方…。
夜、ベランダに出ると、星がきれいでした。
娘に「おほしさんがきれいだよー」と声をかけ、
ほんのつかの間、夜空のながめてから、
家の中に入りました。
さて、明日からはいつもどおりの生活…かな♪
< 過去
INDEX
未来 >
こみち [
風の小径
]
My追加