ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年12月16日(月) ”みかんのレストラン” / 「かさじぞう」

きのう、柿の木レストランがなくなって、右往左往している小鳥たちのために

ベランダにひとつ、みかんを置いておきました。

娘が朝、そぉっと様子を見に行きました。

「おかあさん、頭の黒いちょっと大きな小鳥が食べてたよ!

ゆうちゃんの方を見て、どこかへいっちゃった。」と、報告。

その後、様子を見に行くと、すっかりみかんは食べられて

皮だけ残っていました。

そして…、おしっことフンの後…笑。

あーあ、なにもお土産はいらなかったのに…。

そのフンの中には、なにかの種がひとつ…。

ふふっ、こうして植物の種は、小鳥たちがせっせと運んでいるんだね♪

そして今日も、おみかんをひとつ置いてみたのですが…。

夕方になっても、とうとうお客さんはいらっしゃらなかった様子。

そっかぁ…小鳥たちは、ここにはもうエサはないと判断して、

来なくなっちゃったのかもしれません…。(寂しい…)

娘が今日、小鳥ちゃんの絵を描いていました。

小鳥はめじろなんだそうです。

そして、背後には柿の木。

めじろちゃんが、柿の実を食べているという絵なのでした。
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娘がきのうから、「ふるさとの民話」(世界文化社)についている

CDの「かさじぞう」をBGMのようにして、聞いています。

去年、絵本で読んだ時には、まったく興味を持ってくれなかったのですが、

このCDのおかげで、

すっかり「かさじぞう」のお話がお気に入りとなりました。

「ゆきむすめ」では、最初のうち、

ゆきむすめがいなくなることが、腑に落ちなかったようです。

「ママ、ゆきむすめ どこいったの?」と尋ねるので、

「ゆうちゃんは、どう思う?」と聞くと、

しばらく、じぃーっと考えてから、

「あ、そうか! 逃げたんだ!」と、思いがけないことを言うので、

子どもの発想っておもしろいなぁって、思ってしまいました。

雪だからとけちゃった…と、お話を聞いただけで理解するというのは、

もう少し大きくなってからなのかもしれません…。


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