ひとコマ
何気ない日常のひとコマ

2002年12月13日(金) 聖劇 / 小鳥のレストラン

朝、窓を開けると、水分をたっぷりと含んだ重たそうな雪が降っていました。

向かいの家の屋根も、白くなっています。

はぁ…寒そう… 

今日は幼稚園でクリスマスの発表会、

冷え対策を万全にして(足と腰にカイロ…笑)、出かけました。


まずは、年長さんの合奏。

娘のパートはタンバリンです。

顔の表情が硬い…うーん、緊張している様子。

(見ているこちらも緊張してしまいます…)

年長さんの合奏が終わり、年中さんが出てくると、

とたんに、私もリラックスして楽しむことが出来ました。(笑)

その後の、年少さんになると、あまりのかわいさに

自然と頬がゆるみっぱなし。

ああ、ほんの2年前はこんなんだったのね…と、振り返ってみたり。

そうして、その愛らしさを満喫させてもらった後、

いよいよ聖劇がはじまりました。

ホールが暗くなり、幕があきました。

舞台には、マリア役の子が膝まずいて、お祈りをしています。

そして、聖歌隊の子どもたちが

ロウソクを手に、歌いながら入場してきました。

いつもこの聖歌隊の入場のおごそかな雰囲気に感動を覚えます。

そして舞台に聖歌隊の子どもたちが並ぶと、

いよいよお話がはじまりました。

聖歌隊の子どもたちによるナレーション…

イエスさま誕生の物語を、子ども達が順番に話して行きます。

子ども達がむずかしい言葉を覚え、

ちゃんとそれをこなしていっている姿に、また、感動します。

(みんな、こうしてできるように成長するんですねぇ…すごいわ。)


娘の役は、宿屋の主人。(いっぱいで断る方の役)

娘が出て来た途端に、セリフをとちるのではないかと、

ハラハラドキドキ…。

無事、娘のセリフが終わった時、ほっとしてしまいました。

その後、全員が舞台に出て、歌うシーンになると、

妙に娘の顔色が青いのが気になって、またハラハラ…。

そうして見守っている中、無事、劇は終わりました。

娘の聖劇のときには、泣くんじゃないかしら…と思っていましたが、

ハラハラする気持ちが先にたって、

結局、泣いている暇はありませんでした。(案外、そんなものなのねぇ…)

ああ、でもよかったな…。

娘だけでなく、年長さんみんなの成長した姿が、

とてもまぶしくって素敵でした。

聖劇が終わると、いよいよ幼稚園生活が、

残り少ないものになってきたことを実感します。

あともう1年程、幼稚園生活があるといいのに…。

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帰って来て、マンションの入り口に入ろうとしたら、

横の川から、黄色い小鳥が飛び立ちました。

あ、キセキレイ。

黄色い色が軽やかにダンスをしているよう♪


家に帰って、洗濯してあったシーツを干そうとベランダに出てみると、

前の家のアンテナに、

でん!とキジバトが座っているのが目に入りました。

そうして、いつになく小鳥たちの声もにぎやか。

小鳥たちもちょうどお昼時。

前の家の柿の木のレストランは、大盛況なのでした♪

ピチュピチュ、ピチュピチュ…♪

たのしそうなスズメにまじって、

メジロもやってきました。

あ! もみじの木には、シジュウカラが来ています。

娘としばらく観察…。

シジュウカラは、もう、満腹だったのでしょうか…

ずっと、もみじの木の枝で遊んでいたのでした。






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