光合成実験室(休憩コーナー)

2003年02月28日(金)  待ち遠しかった帰り道。

昨晩のこと。

乗換駅から最寄駅まで、いつものように鈍行で帰ることにした。
急行とかもあるけれど、各駅停車だったら途中で乗り換えることもないし、
ゆっくり本を読みつづけられるしね。

うまい具合に扉の横、座席の一番端に座ることが出来ました。
これで、手すりに寄りかかりつつ読書に没頭することが出来ます。

夜も10時を回り、各駅停車の電車は、一駅ごとに乗客を降ろしていきます。

夜遅い各駅停車の電車は、改札口に近い車両が混みます。
私が乗っていた車両は、ほどほどに後ろの方だったので、どんどん人が減っていく。


そんな何個目かの駅での事。


扉の所に男の人が立っていた。
20代か、30代前半のサラリーマン風の彼。

降りる駅が近いからか、たくさん空いている座席にも座らずに列車の外を見ていた。


とある駅で、プシューッと音を立てて電車の扉が開く。

○○駅〜。○○駅〜。車掌さんが駅名を言い、

ふっと、目の端で彼の手が動いたのが見えました。

どうやらポケットから何かを出した・・・・・・・

カタン。

ぽちゃん。








車内の誰もが固まった瞬間でした。

一瞬の後、網棚に乗せていたカバンを取り、急いで降りようとする彼。
閉まりかけた扉にぶつかりながら。





閉まった扉。そして、動き出した電車の揺れに合わせるかのように、
車内に目を戻すと、ほとんどの人が彼の動きを見ていたのが判ります。


・・・・・・・その後の、彼の消息は知れません。(Fin)





Fin じゃないよね(笑) 
人事ながら、なんだか可笑しくて。(人事だから?笑)

あ〜あ。ですよね。
いや、本人は笑い事ではないと思うけれども。可愛そうに。

水はけが悪い駅とかだと、線路脇って汚水が溜まっちゃって汚いんだよね。

昔、私も傘を落としたことがあるんです。
駅員さんに取ってもらった後、もう、泣きながら駅のトイレで洗ったよ。
自宅に戻ってからも洗ったけれども我慢できなくて、結局さようならした。

彼の場合は、あの音から判断するに携帯電話・・・・水濡れ禁止物。
・・・データのバックアップは取ってたかしら?

スキップこそしないけれど、そんな彼の不幸をニッキに書きたくて、
夜が明けるのが待ち遠しいと思ってしまいました。ごめんなさい。


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ぽんかむ [MAIL]

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