| 2003年02月09日(日) |
そして、いつかは誰もが。 |
お気に入りのお洋服屋さんがある。
通い始めた頃にいた店員さんが秀逸でしたが、 在庫を一通り覚えているのは当然で、 そのお客ごとの好みを覚えていて、その好みの系統の服を持ってきたり、 前に買った商品とも合う色を出してきたり、新しい提案をしたり。
彼らと話をすることがとても勉強でした。
世の常で、店員さんが移動だったり辞めちゃったりと変わっていったのですが、 店長さんだけは変わりませんでした。
出身は、江戸っこというか、関西というか、土佐っていうか。 なんていうんだろう・・・ちゃきちゃきなおばちゃまでした。 小粒でピリリって感じ。
秀逸な店員の中でも、買い付けにも行く彼女のセンスがすばらしく、 また、私は単純に、元気な彼女に会って話をするのが楽しくて、 よくお店に遊びに行っていました。
結婚祝をいただいたりしちゃったので、 お店の改装祝いを持っていったり、結構親しくさせてもらってかなー。
ここ一年ぐらいは、私の仕事が忙しくなり残業ばかりで、なかなか、 お店の空いている時間に行くことが出来なくなってきていたのですが、 平日の方が空いているので好きだったのですが、 彼女に会いたくて、日曜の昼間など、彼女のいそうな時間を狙って行ってました。
でも。
昨年の秋。
夏ごろから、何度行っても彼女とはすれ違いで会えないので、 「あぁ。今日も店長いないんですねぇ〜。残念だわ」 なんて話をぽろっとしたところ、「入院しているのよ」と。
「でも、12月末頃には復活する予定だから」
と言われてしまい、他のお客様もいたこともあり、 「じゃぁ、12月は通いつめないとね」なんて笑って帰ってきました。
でも。
12月になっても、1月が過ぎても、彼女とはすれ違い。
今日、久しぶりに、春先に着られるものをと思って買い物に行きました。
時間帯が良かったのか、他のお客様はいらっしゃいません。
一通り買い物をすませ、じゃぁ、お会計という時に何気なく聞いてみました。
「店長さん、入院されていたって聞いたけれども、経過はどうですか?」
「彼女、12月23日に亡くなったの・・・・」
「がん」で、入院されていたんだそうです。 でも、その治療は効果があり、摘出は無事終了し、経過を見ている時、 風邪を引き、肺炎からインフルエンザへ。
とても、元気な人で。 とても、素敵な人でした。
大好きなことを好きなだけやる。 やりぬく。やっていこうとしている。 それらを、やるためには努力を惜しまない。
楽しいことのために生きている。
会うと元気をもらえた人でした。
・・・本当に好きだった。
彼女みたいなおばちゃんになりたかったんだ。 ・・・スタイルも含めて(笑) 小柄だったけれど、スレンダーな人で格好よかったな。
あんなに元気だった人が・・・と思うと、本当にショックでした。
話を聞いているうちに泣けてきて、泣けてきて・・・
ご冥福をお祈りします。大好きなあなたへ。
*--*--*
世の中の人に、誰にでも平等に訪れるもの。 残されたものには、突然の出来事でも。
|