人から信頼を得るのは、実は大変なことだと思います。
自分では正直に生きているつもりでも、常識にしたがっているつもりでも、 その「正直」や「常識」が正しい、誰にでも当てはまるかというとそうではありません。
困ったことに、「常識」や「価値観」は、時として、人とによって変わります。
ずいぶん昔。
「目を見て話さないでくれ」と言われました。
それは、私が顔を背けたくなるほど不細工だとかそういう話ではなく、 私の目には、力があるからだそうです。
内心、そんな馬鹿なと思いましたが、 萎縮させているのか嫌悪されているのかわからないまま、 その方とお話するときには、視線を気をつけるようになりました。
その後、ちょっとしたことから人間不信に陥ってしまった私は、人の目をみて話すのが怖くなりました。
今でも、その「人間不信」が解決したわけでもないので、 元来持っていた小心者の自分が前面に出てしまうことがあります。
誰でも気弱な時ってあると思うんですけれどね。
結局、今では、その方とも目を見て話したりはしますけれど、 きっと彼女はもう覚えていないんだろうなぁ・・・・
私がその言葉に捕らわれていると知ったら、彼女はどう思うんだろうか。
ささいな言葉が後々まで影響することに繋がります。
一度、口にしてしまった言葉は取り戻すことが出来ません。 だからこそ、常に気をつけて、心配りをしながら会話をしたいと思います。
言葉を紡ぐ。
丁寧な作業で綺麗な糸となるように、丈夫な糸になるように縒り、作っていく過程を「紡ぐ」と言うのだと。
言葉も同じように使いたい。 使っていきたいと、心から思います。 人を傷つけた時よりも、人に傷つけられた時に、特にそう思う。
そういう自分が弱いと。自己中心的だなと感じ、嫌になる。
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