| 2012年12月07日(金) |
主婦とお仕事 / コミュニケーション |
先月末からまた職場が変わり、今は派遣且つパートで働いています。 男子だったらこんな働き方はできませんね。
初めてのパート。 一番、あ、なるほど! と思ったのは、みんなお子さんがいて、主婦で、家を切り盛りしている第一線の人たちだということ。
今までは職場に結婚していない人がいることが当たり前だったので、主婦トークに花を咲かせすぎるのもどうかと遠慮していた面があったのですが、今回はそんな遠慮など全くすることもなく、楽しく会話できています。
食費はどうなのーとか 今日の夕食どうするのー。とか。 洗濯漕掃除どうしてるのーとか。
た の し い 。
ホントはもっとたくさん話したいけど、仕事中は無理だし(ミスするにきまっているから)、なかなかいきなり親しくなるのも難しいなと思っています。
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とはいえ、今も昔も新しい人と話すのは苦手なんです。
「私、人見知りなんですよ」 と言う人を一杯見かけます。 そんなの、あたり前じゃない? と思えるようになったのは数年前から。
心から人見知りじゃない人なんて、10人に一人いるかいないか。 いろんな人に出会ってきて、一緒にお仕事をして、その10人に一人をすごく羨ましく思うけれども、それでもお仕事の時に、「仕事用の自分」で人に接することができるようになったのも数年前から。
私は初対面の仕事場の人に話しかけるときにすごく勇気がいるんですが、でも、挨拶と笑顔と、取り合えず「質問」しつつ「ありがとう」と「天気の話」をすることが初日にできれば、何とかなるみたいです。
最近は面接や書類選考で「コミュニケーション能力」がものすごく求められます。逆を言うと、書類の「自己PR」部分に、コミュニケーション能力が高いことを示すエピソードや、「職場の方とコミュニケーションを取りながらお仕事をしていきたいです」というような一言を書けば、案外書類は通ります。 嘘じゃなくてね。ホントにそう思って書かないといけないんですが。
今の時代、コミュニケーション能力を求めることが、加速しているというか、過度な気もしなくもないです。 ふつう程度に話せればいいんですが……ところが、様々な会社に行ってみて、その「ふつう」ができないというか、周りに合わせることを放棄していたり、恰好を付けてやろうとしないような人も良く見かける。
1.「現代っ子」タイプ ウザイ・ダルイ・やってらんない、つまんない、と言って腰が重く、周りのやる気をそぐタイプ。でも基本は話せるので、教育次第でどうにかなる。
2.「オタク」タイプ 話しかけても漫画やアニメの話に持って行かれてしまうタイプ。自分の萌えを語るけど、人の話は全然聞かない。回りが大人だったらちゃんと職場に溶け込める。でも自分のためじゃなく人のために視野を広げたほうがいいかな。
3.「不思議ちゃん」タイプ 質問に対して、わざと妙な返答をしてくるタイプ。いやいやそれじゃないでしょ、変わってるね。というツッコミを待ってるみたいなんですが、仕事中にこれをやられるとイラっとする。これも周りが大人なら溶け込める。でもオンとオフを分けたほうがより愛されるかな。
4.「タイミングが悪い」タイプ 単純に人と会話することに慣れていないタイプ。他のタイプと並行していることもある。人とかぶり気味に話だしてしまう。職場ににぎやかな人が似三人いるとこれになりやすい。とりあえずタイミング狙って頑張って。
私は4のタイプ。 会話に入ろうとして、一杯頭の中でシュミレーションしている間に、別の人がそれを言ってしまったり(しかもウケてたり)、一生懸命話そうとして口を開くものの、人と丸かぶりであきらめてしまったり。 聞き役に徹しすぎると会話に交じってないような気がするしなぁと、頑張って相槌を打ったりします。
もちろん友人との話し方は全く違います。たぶん話のタイミングが合う人と友人になるんだろうなぁと思います。
5.「ただの無口」タイプ というのもありますが、これもなかなか難しいですね。 飲み会ならモテ要素かもしれませんが、色々調整しながら進めていくタイプの仕事では気を使ってしまいます。考えていることを口にしようね。でないと何も考えてないと思われるよ。子供じゃないからね? と思う。
こう書いてくると、企業がコミュニケーション能力を……と求めるのも仕方ないかなと思う。 けど……当たり前にできなくちゃいけないこと=もともとできること、ではないから、それぞれの人がお互いに気をつけなくちゃいけない、その気持ちを企業は求めてるんじゃないかなと思う。
おっと、もう一つありましたね。 6.「人の話を全く聞かず話し続ける」タイプ。 聞き間違いをするのもこっちのタイプなので、これも難しいタイプですね。
では、また明日!
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