ひとりアライグマ同盟バナ 朶話事 たわごと

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2003年12月28日(日) 高いか安いか

昨日はケーキなど買いにいってました。
ちょっとね、私的な記念日だったんで。
珍し〜くデパ地下の洋菓子売り場を徘徊すること何時間。
いや、ひとつところで何時間もいたわけじゃないですよ?
あっち見たりこっち見たりだったんですけどね。

ところで、一切れ450円のケーキって、
高いんでしょうか? 安いんでしょうか?

季節限定とかのすごくお勧め風でも一切れ500円でしたよ。
限定何個、3つで500円のシュークリームなんてのも売ってましたが。

なんかね、ほんとのお金持ちさんが買わはる値段なんか知りませんけど、
一切れ450円のケーキって、それなりのお値段な気がします。
う〜んちょっとリッチ気分だよねぇ…って感じ。

でもでもちょっと考えると、夏場行列のできる甘味屋みたいなところで
クリームやらあんこやら白玉やら栗の甘露煮やらてんこ盛りもりした
かき氷なんか頼むと、ひとつで700円とか800円とか取られるよね。

そりゃ店で食べるんなら…と言われるなら盛り場のティールームの
ケーキセットで考えてみたら良いわけですな。
1000円で紅茶とケーキ。
そんなもんでしょう。
ケーキと紅茶、半々で500円ずつ。
ケーキが400円なら紅茶は600円。
人件費とか考えると、原価はもっともっと安いよね、きっと。

て考えると、ケーキ一切れ450円て、やっぱりそれなりのお値段…なのかなぁ。



お金の価値観て不思議です。
私は衣類やブランドにほとんど興味のない人間なんで、
バーゲンで3万円のコートだの免税店で10万円のバッグだの
買う人の気が知れません。
3000円のジャケットでも高いな…と思ったりするときはします。

が、

飲みに行くと一回で万札が飛んでたりします…。
飲み食いしたらなくなっちゃうんだよ?
それは残らないんだよ?
3万円のコートは何シーズンも着られるんだよ?
と考えても、やっぱりきっちり飲みに行くと飛ぶ。
飛んでなんの不思議も感じません。
そんなもんだと思ってます。

いつだかネットのお友達に素敵なバーに連れて行っていただいたことがあります。
ビルの谷間の目立たない扉を開けると、暗い店内にはジャズが流れ、
カウンターにはスキンヘッドのマスターがひとり。
値段表なんてもんは置いてなくて、注文はカクテルの名前か、
「ジンベースでフレッシュで甘いの」
みたいな注文をする。
マスターがそれ聞いて適当に作ってくれるのをじっくり味わいつつ飲む。
当然カクテル何杯かで万札飛びかねない勢いでしたが、
全然もったいないとか思いませんでした。
なかなかチャンスは少ないけど、また行ってみたいと思ってます。



昨日は一切れ450円のケーキで幸せでした。
高いのか安いのかわからないけど、
幸せならそれで良いや…と思った一日でした。

ちなみに一切れ450円のケーキに添えて飲んだ紅茶が、
100パック400円のティーパックの紅茶でOKなところが、私の価値観。
やっぱ変?

***

年賀状をやっつけております。
まだ、も少しかかりましょうか。

もしこの日記を見ておられる方で、
ウチからのオフラインな年賀状が欲しいという奇特な方、
いらっしゃいましたらご申告くらはいませ。
住所がわかる限りお出しいたしますです。

ちなみに同人賀状ではありませんので、
ご自宅でも安心です。


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