|
なんか、日記をまともに書いている余裕も無かったらしいです。
この間、作業中は頭空っぽと書きましたが、 あれ、どうやら違うみたいね。 頭の表層部分ではずっと鼻歌唄ってるんだけど、 もちっと深くてあまり意識できない部分では、 実はキョーレツにいろいろ考えてるらしいです。
順次違うことやってるし、 そのたびに、これは何だったかな…と確認しながらやし、 ちょっと散漫になってると行き過ぎるし、 ぼーっとしてるとやり残す。 常に先端まで注意を注いで集中してないと、 ホンの僅かな凸凹を見逃してしまう。
実はのべつ、すっげ緊張しまくりだったのね。 考えてる…ってのを意識するとかえって上手く行かないんで、 意識の底に落し込んでる… そんな感じ。
例えるなら昔、ドラフトチャンバー(特殊な換気装置)の中に手を突っ込んで、 うっすらと白い煙のたつ瓶の中の劇薬を数滴スポイトで取って、 これまた別の、ビーカーの劇薬の中に慎重に落しこんでいっていた、 あんな感じの緊張感。
って、なんつー判りにくい例えだよ! つか、あんた、んなことやってたんかい!
要するに、 頭の中で何か考えている…なんて意識はないままに、 意識の全てがその一点に集約されている、 一見頭は完全に空っぽのように思えてその実、 その底はフル回転している…。
こりゃぁ、別のことなんて考えてられませんわ。
こないだ言われましたよ。 「希(仮)さん、作業中、笑顔がないですよ」
笑ってる余裕なんかないですよ!
いや別に、怒ってやしません。 事実を述べているだけです。
頂いたメールのお返事が出せなくて、昨夜直接お電話頂きました。 着いてるのか不安だったって。 着いてました、読んでました、すみません、すみません。
なんか作業中、お役目絡みの電話がやたら入るんですが、 当然携帯なんか出てられる状態じゃないんで無視してます。 終ってから連絡しなきゃな…とか思ってはみてるんですが、 はっと気付くと、さすがにマズいでしょうって時間。 ほら、今も書いてて思い出したけど、 お休みの日の早朝なんて、普通電話できませんぜ。 んでこの後妥当と思われる時間には、こっちは出かけてたりするんだよ。 つか多分、準備に追われて忘れます(おい)
***
上の方読み返してて、笑ってる余裕ない…みたいな話、 なんか思っきし愚痴みたいに見えるな…と思いつつ。
実際は全然愚痴じゃないです。
作業は緊張の連続だけど、今までこれほどまでに性に合ったものが あっただろうかと思えるほど、やってて楽しいんですよ。 顔は引きつってるように見えても本人まるで苦にしてません。 しんどいっちゃしんどいですけどね、 年明けはもっと状況厳しくなるそうですが、 楽しい地獄とでも言いましょうか。 ものがひとつずつ形になっていくのに関われるのって、 どれだけしんどくてもやっぱり好きなんですよ。
|