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しまった。 昨日お送りしたアンケート、名乗るの忘れた…。 いや、名前書く欄なかったからそのまま送信しちゃったんだけどね。
まぁたぶん、誰だか判ってくださるでしょう。 文体とかさ、そーゆーので(苦笑)
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なんばーないんのモコナリア(仮名)、僅か五十匹だから終了はわかるとして、 手袋(tebi)まで、ですか? 早くない?
欲しいかどうかは別だなぁ…と思いつつ、 モコナリアもtebiも眺めているのでありました。
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昨日読了の本
・天野祐吉「ことばの原っぱ」まどか出版
かなり色んな雑誌やらに掲載されたコラムを一挙収録の本。 “ことばの”とは付いてますが、別に日本語にこだわった… というものでもありません。
南伸坊の「ハリガミ考現学」みたいなのから始まって、 ボランティアをすなる話とか戦争体験の話とか、 結構雑多な内容です。
天野さんはお節介が好きな人みたいです。 お節介は悪いもんじゃないんだってかなり言ってます。 だいたい、ここに載ってる内容自体がお節介って感じです。 ハリガミの可笑しさとか、言葉の頭につく“チョー”の意味合いとか、 嘘の正しいつきかたとか、やっぱりお節介だと思います。
ボーッと読んでるには良いんだけど、実にあまり頭に残りません。 でも、それが良いのかもしれませんね。 お節介は気がつかない様にお世話になるのが一番なんじゃないかと思います。
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映画『木曜組曲』監督:篠原哲雄(VTR)
恩田陸の同名小説の映画化。 大物女流作家が死んだ。 その屋敷に毎年集う5人の女性達。 死んだ作家と何らかの血縁関係にある4の人物書きと作家の担当編集者。 自殺として処理された作家の死は、実は5人のウチの誰かに殺された?
原作は去年のベスト10に入れるほど気に入ってました。 年老いた女流作家の凄味、物書きたちの執念と性、 そんなものが生き生きと描かれていて、 かなり面白かったのでした。
映画化の時も、TVで結構話題になっていて、期待してたんですが、 上映館が少なくて見るのを断念していたもの。 それでビデオ借りてきた訳なんですが。
それにしても、舞台がずーっと館の中、 登場人物達もずーーーっと食べ続けて、 という設定、小説として読むと面白いけど、 映像としてはやっぱりちょっと地味かなぁ…。 原作を知らずに観たひとは、会話だけが続く映像で、 なにがなにやら…といった感があったのではと危惧します。
女優さんもみんな大物さんなのに派手な華やかさがあんまりありません。 出てくるのは6人の女と刑事1人と花屋の兄ちゃんだけ。 この刑事が竹中直人だったなんて知りませんでしたよ。 それくらい刑事さんも出番がない。 あとはずーーーーっと女5人だけ。
というわけで、原作は絶賛ものでしたが映像化はどうかなぁ… というのが感想かな。 ひとことで言うと“ダル〜い”でしょうか。 ただ映像やカメラワークはかなり凝ってます。 そゆところ観るのには良いかも。
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