ひとりアライグマ同盟バナ 朶話事 たわごと

目次最新来し方行く道


2003年12月01日(月) げ!

朝起きたらモデムが死んでました。
なんなんだよ〜!
通信環境、問題多すぎ!

いい加減もうネットは卒業せい言うお告げなんでしょうか?

***

喪中葉書が舞い込んできました。
学生んとき、同級生同士で付き合っててそのまま結婚した後輩。
妻が永眠… て…。
いっこしか違わなかったんだよ…。

原因は書いてないし、既に賀状だけのお付き合いだから
病気なのかなんなのかはわからないけど、
結構ショッキングな喪中葉書でした。

同年輩の人達が亡くなって行く…
そんな年齢になりつつあるのか…。

***

昨日読了の漫画

・秋月りす「どーでもいいけど[不景気な暮しの手帖]」竹書房[BAMBOO COMICS]

 1992〜2001年まで朝日新聞の週末経済欄で連載されていた4コマ漫画。

 十年一昔というけれど、懐かしさを通り越してうわーという感じ。
 だって、貴花田と宮沢りえの婚約だよ〜?
 「これにあやかって景気が良くなるかな?」的セリフがあったりして、
 未来人たる立場で読んでると、思わず突っ込みを入れたくなること多々。
 全っ然、良くなってねぇよ!

 経済欄だからとうぜん世相を反映しまくってるんだけど、
 なにぶんにも週一回掲載の悲しさか、ひとつひとつの事件が
 一回で終ってしまってるのがなんともはや。
 というか、事件ひとつひとつの比重が軽くなってるのかもねぇ。
 十年分読んで、当時はあんなに重大事件だったのに、
 そういえばそんなのもあったなぁ…みたくなってるのの多いこと多いこと。

 たぶん、後付けでつけられたと思われる[不景気な暮しの手帖]
 というサブタイトル、バブルが弾けてこの十年、
 確かに共通項は“不景気”だったよねぇ…、
 今だに“不景気”だもんねぇ…と改めて。
 って、こんなことで思わずしみじみするのもイヤだよ!

 それにしても秋月りすという人も、ずーーっと時事・世相4コマを
 描き続けて、良く続いてるなぁ…と思います。
 いしいひさいちもそうだけど、何度も同じネタ繰り返してる部分も
 あるはずなんだけど、読み続けてても何故か飽きない。
 十年前のネタが未だに古びない。(ような気がする)
 つくづく、4コマの天才だなぁ…と思ってみたり。

 それにしても同じ時事ネタでも、いしいひさいちの方が
 毒が強くて似てない似顔絵がエグくて痛烈で、
 やっぱり当時がより思い出せるかも。

***

本日読了の漫画

・山崎峰水 原作/矢立肇・富野由悠季
 「デベロッパーズ機動戦士ガンダム Before One Year War」角川書店[Kadakawa Comics A]

 おーかーいーよ〜〜!(爆笑)
 誰だよ、こんなネタ思いついたの〜(バンバンバン)

 あのガンダムの、ザク誕生秘話!
 一年戦争開戦前、新型汎用作業機として開発されたモビルスーツの
 開発と製造に携わった、ある下請け工場の熱き技術者たちの、
 汗と涙の物語!

 内容は、ジオン公国版プロジェクトX!
 ノリはパトレーバー!

 いやぁもう、皆さんガテンに仕事してます。
 熱血技術者にありがちな、思いっきりののめり込みです。
 おやっさんやシゲさんみたいなんがぞろぞろ居てます。
 元気で可愛い女の子が大活躍です。
 負けん気強いところも完全にノアちゃんです。

 でも、内海さんは出てきません。
 これ見てると、企画七課ってどんな仕事してたの?
 グリフォンなんて、どこで作ってたの?
 人間何人投入してたの?
 その人ら、その後どうなったの?
 そんな疑問がぞろぞろ。
 ありゃ完全に架空の物語だよ、と思っちゃいます。
 
 こっちはそれくらい大真面目にプロジェクトXしてる!

 あぁそれにしても、ザクって、こんなにも手作りだったのねぇ。
 あんなに沢山の苦難にも負けず!(それにしてはノリが軽いけど)
 ジオン公国ばんざーい!(違う!)
 ホシオカばんざーい!(そうそう)

 というわけで、ガンダムにのめり込んだ人も、そうじゃない人も、
 作る楽しみ知ってる人になら、絶対楽しめること請け合い。
 不屈の熱血技術者の仕事を、是非見てちょ!


目次最新来し方行く道
 mailhome@sub_racoonbooks/moviephoto