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2003年11月14日(金) 「粗忽拳銃」

昨夜はとうとう9時半前から落ち続けでしたよ<回線
なんかもぉ、呆れ果て状態ですな。

あまり続くようなら抜本的対策練らなきゃならんかもと思っとりやす。

***

マンハッタンラブストーリー、完全に壊れてました。
あそこであー来るとは思わなかったよ!

しかし、松岡くんがドラムスの代役をやったのには笑ったね。
一瞬、え?と思ったけど、そもそも彼はドラムスなんだよな。
TOKIOん中じゃ目立たない方(奪取しか見ないからそうなる)なんだけど、
あーゆーキャラができるんだなぁ…と改めて発見。

もしかして数字はあまり取れてないのかもしれないけど、
あまりのバカバカしさに完全にハマってしまった私なのでした。

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羊様>チェックありあとやした〜! ちょっとほっとしたよ。

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なにやら妖しいものを見つけてしまったので、
思わず掲示板(ミルクの缶詰)の方で呟いてしまいました。
そのモノが腐っているのか、はたまた私のお脳が腐っているのか?

誰か教せーて!

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昨日読了の本

・竹内真「粗忽拳銃」集英社

 「カレーライフ」の作者再び。

 そういえば昔はラジオを付ければちょくちょく落語をやっていた。
 物心ついた頃から週に何回かは聞いていた。
 でも、ずっとラジオで聞いていただけなので、
 実際の映像を初めて見た時にはかなりなギャップを感じたものだ。
 耳から聞いて完結していた落語が、
 一人の顔がいろんな顔と表情になるという不思議な違和感。

 話芸というくらいで、落語は耳から入る情報だけでかなり出来上がっている。
 なまじそれが頭にこびりついているから、噺家の表情や仕草が気になってしょうがない。
 面白いんだけど、その面白さに気が散る…という、いささか頂けない状況で、
 落語の本当の面白さを知るチャンスを逸してしまったのは悔やまれる。
 けれどまぁ、それでも、落語を聴き、講談を聴き、浪曲を聴き、どどいつを聴いてきた
 そんな経験は、どこかで肥やしになっているとは思える。

 表現者の気持ち、舞台の袖で出待ちしている時の緊張感、
 目の前にあるネタをどう料理してやろうか…という高揚感。
 どこかで知っているこの気持ちを改めて見るとわくわくしてくる。

 まだ前座の落語家、役者の卵、駆け出しのライター、
 そんな連中がふとした弾みで拾ってしまった拳銃(本物!実弾入り!)
 彼らがその拳銃でなにをやらかすのか。
 撃ったものの気持ちと撃たれたものの気持ちも、経験してみないとわからない
 そんな経験をどう生かして行くのか。

 「粗忽長屋」の熊みたいに死んだ自分を抱くのも、きっと肥やしになる。
 何事も経験、そしてとことんまで楽しめ!
 やっぱりこの作者はいつだって前向きで好きだ。


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