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朝から聞いちまったよ〜 中島みゆきさんの「あの」肉声! それも、往年のオールナイトニッポンの口調!
いやいや、みゆきさん、今週のオリコンで、「地上の星座」がまたも 100位以内にチャートインするそうな。 これで100位以内チャートインが、110週連続になるとか。 んで、この110週連続というのは、なんとオリコン史上歴代第一位なのだ〜!
というわけで、朝のTVに肉声でご挨拶だったのです。
「いやぁ、びっくりしました〜」
てな調子です。 相変わらず声だけで、映像はありません。 だから、尚更オールナイトニッポンっぽくって笑えましたねぇ。
ちなみに、発売から2年一ヶ月あまり、売上総数は54万枚とか。 オリコン初登場で第一位、一気に何百万枚売上… という人も居るけれど、 2年以上売れ続けるロングセラーと、どっちが良いんだろうなぁ。
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さて、10月の末くらいには、またみゆきさんの新譜が出るらしいです。 今度はどんなんか、楽しみですね。
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昨日読了の本
・西尾維新「クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子」講談社ノベルス(密室本)
見事、策にハマった。
「このシリーズになじめるなら、たぶん1冊目より2冊目の方がなじめるでしょう。 その足慣らしのために3冊目を推すという。」 …って、それこそが策師と言わずして何と言おう。
という訳で、シリーズ三作目、それも密室本をいきなり読んでしまったのである。 実はこのシリーズ、某所でイチオシお薦めだったので、この間ちょっと立ち読みしたのだ。 が、一作目の冒頭でつっかえて、イマイチ進まない。 文体が合わないのか、キャラの問題なのか、どうも馴染めないのである。 でまぁ、そゆことで… と、某所様にお伝えしたところ、もっと奇妙な 口説き文句とともに上記の如き策を講じられた… という訳なのだった。 で、どうだったかと言うと、これが結構楽しめた。 シリーズ三作目でも、ある程度独立して読めるというのも良かった。 流石に前段設定が判らないと意味不明のセリフも多かったが、 その分、馴染みにくかった最初の二冊が俄然気になってくる。
ミステリ初心者・トリック初心者としては、ミステリの出来云々に関しては 何とも言えないが、随所で「あれ?」「げ、そう出ますか…?!」と思ったくらいで、 なかなかに楽しめるものだった様である。
んで、この「戯言遣い<ざれごとづかい>」という単語、気に入りました。 こないだの北村さんの「漢語使い」にも通ずる良い響きだ。 で、これに対抗して「騙り部」っつーのも考えてしまった。 でも、こっちは絶対に既出だよな…。
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キャラ的には、完全無欠向かう処敵無し世界最強完璧美人… のくせに、矛盾皆無でバランスバリバリっつーキャラはイマイチです。 やっぱりいーたんみたいな矛盾だらけのキャラが好きだなぁ…と。 嗚呼、《戯言遣い》いーたんの過去が気になる〜。
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という訳で、切りと絞めもゲッチュー!
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しかし、上記本を密室化しなければならなかった理由は、どうしても判らない。 どう考えても、単に“やってみた”だけ、の様な気がするんだが、 これにも何か策が絡んでいるのか?
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