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最近、某ノベルスに「密室本」というやつがある。 表紙以外の本文の部分全部に紙のカバーが掛かっていて、袋綴じ状態になっているという物。 別に、謎解きの部分だけ、とか、面白くなかったら返金します… とかいう趣向では無い様なので、単に出版側が面白がりで作ったとしか思えない様な感もある。
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さて先頃、図書館でバイトしている、という方と喋る機会があった。
最近は人気の高い作品はノベルスなんかでも図書館には結構入っていて、 とあるシリーズも蔵書検索機で調べてみると「貸出中・予約有り」などとなっている。 で、最近そのシリーズの続編が出ていて、それはまだ蔵書検索では引っ掛からない。
これは、シリーズの続きであるから図書館が機械的に入れるのか、 はたまた既に(入れてくれという)リクエストが入っているのか、 どうなんでしょう? と、そのバイトしてる方に問うと、 「そういうのは大概、発売前から同じ人がさっさとリクエストしちゃうんですよ」 とのお答え。
それで再度疑問が湧いた。 今回のその続編、実はこれがまさに「密室本」なのである。 図書館への入荷を楽しみにリクエストする人の前に、 この「密室本」がどんな姿で現われるのか、気になるではないか。
新刊で買えば、袋綴じを破るのは自分である。 (しかしあの袋綴じ、付いてる切り取り線があまりに表紙・裏表紙の際々で、 線に沿って切ろうとすると表紙が根元からくっきり折れそうでちょっとヤな感じ) 古本屋で買えば、新古品以外は誰かが既に破った後だろう。
では図書館にリクエストした場合はどうなるのか。 最初にリクエストした人はワクワクと袋綴じを破る事ができるのか。
答は「否」であるそうな。 実は図書館に入荷する本は最初から図書館向けとして、取り次ぎ側が 本と表紙を一体化させて全体をコートしているあのビニールを、 最初から付けて持って来るとの事。 だから、密室本であってもプロが綺麗に袋綴じを外してしまうから、 予備知識が無い人が見たら密室本であった事すら気が付かないかも…と言うのだ。
いやぁ、毎日無数の本が出版され、凄いスピードで回転して行く昨今、 図書館の司書さん達も、とてもその流れに追い付いて行く事ができないとか。 そういう形で入荷する「密室本」、よっぽど流行らない限り、 永遠に「密室本って、何?」という司書さんも居るんだろうなぁ…と、 ちょっと考えてしまった。
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とうとう、生まれて初めて足を運んでしまった某イベントでしたが、 本当にいろんな方々とお会いし、図々しくスペース侵犯させて頂き、 いっぱいお話させて頂いてしまって、感謝感謝の連続でした。
PRK様> 二日間お疲れさまでした。 本日は完全に好き勝手状態で、お見送りも出来ず申し訳ありませんでした。 また、機会がありましたら遊んでやってくださいね。 葉っぱに変わらず、良かったです!(笑) 羊様> 貫徹現地作業の中、あちこち案内してくださって、ありがとうございました。 今日この日があったのも、全て羊様のお影です。本当に感謝。 そして、完売おめでとうございます! お疲れさまでした〜! 蜂様> 個人誌、ありがとうございました! 大切に読ませて頂きますね。 最後の最後までお話させて頂けて、本当に嬉しかったです。 蜂様の言の葉が無ければ、決してあの場に居る事はありませんでした。 感謝の言葉、言い尽くせぬ想いです。 そして「芸人」、是非実現を目指しましょう! TKZ様> 初対面なのに、あんなに気さくにお話して頂けて、ありがとうございました。 ふらふら落ちる犬の実物、感動ものでした。 今度は改めてサイトの方、伺わせて頂きますね。 「芸人」、頑張って勉強し直してみます。是非やりましょう! Mちん> お留守番にならなくて良かったねぇ。 本当にお疲れさまでした。 週刊めるま、楽しみにしてま〜す! N様> 人探しのためだけに押し掛けたにも関わらず、図々しく販売までさせて頂いて、 ありがとうございました〜! 一言頂けたお影で、すっかり面の皮の厚さを解放する事ができました。 真の意味での「参加する事に意義があり」を、実践・実感させて頂けて、本当に感謝です! SK様> 何か緊張してしまって、まともにお話できず、申し訳ありませんでした。 鹿絵、今度はじっくり拝見させて頂きたく思います。 FGK様> 初対面部外者にも関わらず、気楽に接して頂けてとっても嬉しかったです。 サイトの方もまた見させて頂きたく思っております。 ありがとうございました。 Nッツ様> お会いできて嬉しかったです。 また羊絵板でお会いいたしましょう! HR様> やっとお詫びができてほっと致しました。 またどこかで遊んでやってくださいませ。 N様スペースで販売されていた方> ごめんなさい、お名前伺いそこなってしまいました。 の癖に、盛大お話させて頂いて、ありがとうございました。 KMRB様> 「ミルクの方」の一言に、開眼した気持ちでございます。 今度は是非、ご参加くださいませ〜! ありがとうございました。 Nお様、Tモ様> お会いできて、そしてご挨拶できて感激でした! ありがとうございました。
既に、読んでおられるとは到底思えない方にまで「ここで」私信。 なかなか直接ご挨拶に行けず、申し訳なく。
そして、己の計算ミスの為に貧困に陥り飢えたアホの子に、食料を恵んでくださった 優しい皆様、本当に本当にありがとうございました。 皆様のお影で無事帰りつく事ができました。
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蜂様>しっかり休んでくださいませ! 羊様>Cこ様にどうぞよろしゅう。
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