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昨日読了の本
・ルーマー・ゴッデン作 瀬田貞二訳「人形の家」岩波少年文庫
某様からお贈り頂いた本である。
人形というものは、自ら動けない、喋る事もできない、何処へ行き何をするかは 全て人間達次第である。 もし何かして欲しい事、したい事があれば、ただただひたすらに願うだけ。
幸せでありたいと願う人形一家にも、苦しみはやって来る。 動く事も喋る事も涙を流す事すらできない受動態の人形達が、 しかし、諦める事なく願い続ける… それが大いなる能動なのだろうか。
そして、真に望む物を手に入れる為には、やはり必ず代価が必要なのだろうか。 神は気紛れであると思った一瞬。
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盆休みが終っても、学生の居ない電車は空いている。 そして、寒い…。 どこまで行っても、どこ行っても寒い。
世の中こんなに暑いのに…。 つくづく不条理だと思う。
ちなみに今朝は久々に涼しかったですね。 扇風機も寒くて、明け方窓も閉めました。 9月になったらいきなり秋になるんでしょうか?
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羊様> ウチのヤプーはぶ厚い角川文庫(380円!)です。 O嬢は河出文庫で、割と詰まらないイラスト(一応それっぽいけど)表紙です。
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ただしヤプーはやたら長い上に、内容が感覚的に好きでないので、実は読んでません。 で、読んでないのに何で内容を知っているかと言うと、むか〜し、 石森章太郎が漫画化したのを立ち読みした事があるからなんですねぇ。
O嬢に関しては、某所でちょっと書かれていたのと私の受け取り方が違うので、 また、日を改めて書いてみようかと思っています。
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ちなみにドグラ・マグラは、錨様ご所有のものと同じと思われる、 手の込んだイラスト表紙の角川文庫です。
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錨様> 盆明け前後にやたらカウンタが回るのは、帰省などで不在だった人が戻ってきて、 一斉にサイトチェックをするのも一因かと。
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