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3日ほど前に、webリングからの来訪者の事を書きましたが、 最近確かにご来訪者様が増えています。 この、都市部人工流出著しい時期に何で? と言ったら、 この時期だからよ、と教えてくださる方、有り。
お盆休みで久々に時間が取れた方々が、あちこち巡って新しい場所開拓をしておられると。 なる程〜と納得しつつ、ご新規さんがちょっとでも面白いと思ってくださって、 また来てくださると良いなぁ…と思う、今日この頃である。
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実は一昨日読了の本
・斉藤洋「ルドルフといくねこくるねこ」講談社
ルドルフとイッパイアッテナシリーズ第3巻の児童書である。 ルドルフはひょんな事で、岐阜から東京に来てしまった黒猫。 イッパイアッテナはそのルドルフに“教養”というものを教えてくれた強〜い猫。
今度のルドルフは、猫が猫である事を考える。 自分というものを考える。 生れ育ちや住んでいる処について考える。 猫だけでなく犬も考える。
しかし、心の“ふなだんす”に何をどう仕舞っておくのか…は、 ルドルフとリエちゃんだけの問題ではない。
何者であるかの前に「人間である」、それに誇りを持てる様になれると良いね。
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昨日読了の本
・舟橋克彦「お電話倶楽部」ちくま文庫
「トンカチと花将軍」の舟橋克彦氏の書く童話…というか、大人向きの童話短編集。 いろんな人から電話がかかってきて、聞き上手で立ち入らない、そんな“オジサン”のお話し。
物凄く短いお話の中に、舟橋氏のエッセンスが凝縮しているこの本を読むと、 改めて自分の文才の無さに情けなくなってしまいます。 向こうはプロなんだから当然なんですけれど、プロだから当然だと思わせるものを ちゃんと持っているのが舟橋氏だな…とも言える訳で、ちょっとお薦めです。
ちなみにこの本、挿絵が、元々は日本テレコムのPR誌の表紙絵だったもので、 それに作者がお話を作って本にした…というのがネタらしいです。 大人向きの童話ってのは、一応何でも相談みたいな電話話しだから、 やっぱりホンのちょっとは「アレ」な話題もある…という事で…。
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トイレに蚊が一匹居着いている。 弾みで迷いこんだのだろうが、いっかな出て行ってくれない。 場所が場所なだけに、非っ常〜にヤな感じなので、思わず“トイレその後に”ならぬ、 防虫スプレーを撒いてしまって、逆にこっちが死にそうになった。 慌てて空気だけ入れ替えてしまったのに、肝心の蚊は出ていかない…。
蚊の待ち構えているトイレって… イヤ!
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