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2002年08月17日(土) ルドルフは考える

3日ほど前に、webリングからの来訪者の事を書きましたが、
最近確かにご来訪者様が増えています。
この、都市部人工流出著しい時期に何で? と言ったら、
この時期だからよ、と教えてくださる方、有り。

お盆休みで久々に時間が取れた方々が、あちこち巡って新しい場所開拓をしておられると。
なる程〜と納得しつつ、ご新規さんがちょっとでも面白いと思ってくださって、
また来てくださると良いなぁ…と思う、今日この頃である。

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実は一昨日読了の本

・斉藤洋「ルドルフといくねこくるねこ」講談社

 ルドルフとイッパイアッテナシリーズ第3巻の児童書である。
 ルドルフはひょんな事で、岐阜から東京に来てしまった黒猫。
 イッパイアッテナはそのルドルフに“教養”というものを教えてくれた強〜い猫。

 今度のルドルフは、猫が猫である事を考える。
 自分というものを考える。
 生れ育ちや住んでいる処について考える。
 猫だけでなく犬も考える。

 しかし、心の“ふなだんす”に何をどう仕舞っておくのか…は、
 ルドルフとリエちゃんだけの問題ではない。

 何者であるかの前に「人間である」、それに誇りを持てる様になれると良いね。

***

昨日読了の本

・舟橋克彦「お電話倶楽部」ちくま文庫

 「トンカチと花将軍」の舟橋克彦氏の書く童話…というか、大人向きの童話短編集。
 いろんな人から電話がかかってきて、聞き上手で立ち入らない、そんな“オジサン”のお話し。

 物凄く短いお話の中に、舟橋氏のエッセンスが凝縮しているこの本を読むと、
 改めて自分の文才の無さに情けなくなってしまいます。
 向こうはプロなんだから当然なんですけれど、プロだから当然だと思わせるものを
 ちゃんと持っているのが舟橋氏だな…とも言える訳で、ちょっとお薦めです。

 ちなみにこの本、挿絵が、元々は日本テレコムのPR誌の表紙絵だったもので、
 それに作者がお話を作って本にした…というのがネタらしいです。
 大人向きの童話ってのは、一応何でも相談みたいな電話話しだから、
 やっぱりホンのちょっとは「アレ」な話題もある…という事で…。

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トイレに蚊が一匹居着いている。
弾みで迷いこんだのだろうが、いっかな出て行ってくれない。
場所が場所なだけに、非っ常〜にヤな感じなので、思わず“トイレその後に”ならぬ、
防虫スプレーを撒いてしまって、逆にこっちが死にそうになった。
慌てて空気だけ入れ替えてしまったのに、肝心の蚊は出ていかない…。

蚊の待ち構えているトイレって… イヤ!


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