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2002年07月13日(土) ゴムとは縮むもの

ゴム人間を見ながら、ゴムについて考察してみる。

ゴムとは何か。
それは、伸びるものである。
それは、伸ばすものである。

普通はそう思うだろうけれど、それは間違っている。

ゴムの平常状態というのは、本当は伸びているのだ。
それを、ゴムは常に、渾身の力で縮み続けている。

ゴムとは、縮むものなのだ。
ゴムの仕事とは、縮む事なのだ。

それが証拠に、年老いたゴムは伸びきる。
もはや縮む力が無くなって、ダラーッと弛緩してしまう。
そうなれば、最早、押さえる事も、締め付ける事も、飛ばす事もできない。
ゴムがゴムで在り続けるためには、縮んでいなければならないのだ。
その為のエネルギーは、物凄いものがあるに違いない。
ヤツが、いつもあんなに食っている理由が解った気がした。

ゴム人間の老後は、どれくらいダラダラと伸びきってしまうのだろう…
それを考えると、ちょっとホラーっぽい。

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ちょっと前にこの日記に載せた絵、ちょっと前と今の掲示板壁紙を、それぞれupしました。
 ・オリジナル画「物思い」(日記に掲載)【創造する風景 → オリジナル作品集 → 小型】
 ・かたつむり壁紙(掲示板に使用)【創造する風景 → 素材集(小) → お絵描掲示板シリーズ】
 ・紫陽花壁紙(現掲示板壁紙)【創造する風景 → 素材集(小)】

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珍しく、桑田など借りてきまして聞いています。
普段は結構マイナ路線に走りやすいのですが、時々無性にこういうのを聞きたくなります。
今夜は新曲『東京』に浸っております。


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