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いつもの様に巡回してて、ふと、横を見ると、 カーテンにドでかい緑のヤツが居てるでわありませんか!
(なにしてんの、こんな処で!)
早速、何ぞの空きパックに捕獲してみました。
(だって、呆然としてんだもん)
しかし… な〜んぼ窓が開いてるからって、カーテンのこっち側うろうろしてたら捕まるわよ〜ん♪
という訳で、迷いこんできた緑色のぼーっとしてるバッタ…
お名前は、“ろろ”に、決定!(腐)
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消しゴム版画家 ナンシー関さん死去。39歳。 似顔絵とか、エッセイとか、いろいろしてはったけど、 「通販生活」に連載してた企画(正式名称忘れた)が好きでした。 読者にお題を出して、それを記憶だけで描いて下さい、というヤツ。 描いて来る方も凄い絵だったけれど、それに一緒の見立てをして コメントを付けているそのコメントが可笑しくて、楽しかったのでした。
しかし… 若過ぎるよな〜…。
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本日読了の本
・竹田青嗣著「はじめての現象学」海鳥社
現象学というものと最初に出会ったのは、4年程前でしょうか。 ソイツは、矢吹カケルという、えらくニヒルな青年と共にやって来たのでした。 カケルは現象学を使って、ミステリを解き明かすのだけれど、 どうにも難しくて何がなんだかさっぱり…だった、という訳。
最近他方面からこの本を紹介されて、内容が凄く平易だと聞いて、 それで読んでみる気になったのでした。 というか、今までいろいろと聞いてきた現象学関係の本の中でも、 平易な上に安い…というのが決定的、だったかも。(おい)
これはしかし、本当に平易でして、読んでいても本当に哲学の解説書か? と、何度も疑問になる程でした。 でも、余りに平易…というのと、本当に理解できたか…というのは ちょっと違うので、何度か読み返す必要はあるでしょうけれどね。
これでカケルの言わんとしているモノが、ある程度でも解るようになるのかは、 再びカケルに問いかけてみないと何とも言えないので、 今後、カケルシリーズの再読も予定しておきましょう。
しかし、現象学ってのはこういうものだったのねぇ…という思いは、 なかなかにありましたね。でも、読み進んでいて、どことなく、 「この事は何となく解ってたぞ〜」という解説が多くて…。 って… これがまさしく“本質直観”?
そうそう、この本で一番凄いと思った事は、一冊ずっと“現象学”を 解説しているハズなのに、ただの一度も「現象とは何か」という話が 出てこない事。
さてさて“現象”を“本質直観”すると、果たして何が出てくるのだろう?
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にしても、この本、マジで面白かったですよ。 およそ哲学の解説書…みたいなもんで、くすくす笑いながら読んだなんてのは、 流石に初めてでしたからねぇ。
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