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新聞の記事から。
関西地域で、携帯から危機の鉄道や地下鉄駅のバリアフリー情報を 集めるサイト…というのができたと言う。 サイトには、近畿2府4県中心の鉄道の約1500駅が登録してあって、 障害者用トイレ、駅員の介助、点字ブロックの有無等の、バリアフリー に関する項目を携帯から入力して送れる様になっているらしい。
ところでこれ、調査員のターゲットは、携帯の最大のユーザーたる中高生。 彼らの手の延長線とも言える携帯を使って、調査に協力してもらおう… という訳だ。
どの程度の協力が得られるのかは解らないが、しかし、これはちょっと良いな…と思う。 軽く、遊び感覚で参加できるから。一種ゲーム感覚のあら捜し…、というのも 趣向としては受け入れられやすいかもしれない。 しかし、たとえ半ば遊び感覚だったとしても、そういう新しい目線で観る事ができる という事は、非常に大切なのだ。その目線を、そういう思考を経験する機会を得る、 というのは、とても貴重な事なのだ。 そして、一度でもそれを経験すると、そういう目線は結構身に着くものだと思える。
強制しないやり方で、それぞれの立場や世代に一番マッチした手法で、 別の誰かの視線に立ってもらう、気が付かなかった立場で物事を観る事を 自然に学んでもらう、それは、思いやりや気遣いを学ぶ事のできる最良の 方法なのかもしれない。
この企画、上手く行くと良いよね。
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