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けんさんの「Talk To Me 三章(後編)」をｕｐしました。 ちょっとスピードアップさせてます。 【閉ざされた風景 けんさんの寄稿コーナー】 ＊＊＊ 以前ＴＶのバラエティ番組で、料理の鉄人が作った料理と、一般人が作った 料理を並べて食べさせ、どちらが鉄人の料理かを、目隠しをした芸能人に当てさせる、 という企画があった。 常はグルメと呼ばれている人達の多数が、鉄人の料理を言い当てられない… というのを笑う…という趣向が良いか悪いかは別にして、こんな事を考えた。 世界一と呼ばれる料理人が、最高と言われる食材を使って、完璧だと言う料理を作ったとして、 その料理を食べた人達が、１０人が１０人、皆、他の方が美味しい…と言ったとしたら… その完璧な料理にどんな価値があるのか…　という事。 「美味しい」という感覚は、人種、生き方、経験、そして好み…　その他諸々の要因で 皆違って来るもの。どれが正しいか…という正解は有りはしないのだと、そう思った。 ＊＋＊＋＊＋＊ 新聞ネタ 　神戸のある人が、かの国際救助隊サンダーバードの人形を、著作権を持つ 　英国の会社の許諾を得て商品化すべく作っているらしい。 　なかなかに格好良い話であるのだが、これを紹介しているサイトが、 　http://users.goo.ne.jp/starlex-by-nis 　（注：飛ぶとJava起動します） 　いや、サイトが何処にあっても良いのだけど、折角格好良い企画なんだもん、 　ちょっとお金出してでも、もちっと格好良いドメインを取るとか出来なかったん 　だベか、なんか…　ショボいぞ…。 　とまぁ、余計なお世話な感想なのでした。 ＊＊＊ あまり、興味の無い食べ物。 　数の子、松茸、霜降り牛肉、キャビア、フカヒレ…。 別に不味いとは言わないけれど、世間がもて囃すほど美味しいとは全然思わないものである。 それはきっと、本物を食った事が無いから、美味しさを知らないのだ…と言われるかもしれない。 が、多分そうではないと、何となく思う。 アワビは好きである。フォアグラは食べた事が無いが、アン肝は好物だから きっと好きだろうと思う。関係ないがカラスミも大好きである。 ＋＋＋ ダイアモンドに興味が無い。美しいのかもしれないが、色が付いてないのが詰まらない。 明るい色より深い色が好き。だから、ピンクのルビーより、濃紅のガーネットが良い。 エメラルドより、グリーンガーネットが好き。 以前どこかで見たオレンジ・サファイアは、凄く色が深くてちょっと欲しかった。 最高級と言われるルビー、ピジョン・ブラッドは、一度見てみたいものだと思う。 血の様に深く紅いルビーは、魅入られる程美しいと思う。 ただそれは、極めて希少性が高いから…では無い。私が好きだと思うからだ。 ＋＋＋ 数が少ないものが高価になるのは解るけれど、それに価値を見出すかは別の問題である。 希少だから価値があるとは思わない。 私にとっての価値は、それが本当に好きかどうか…だ。 いや、希少な物は高価だから、投資効果が高いというのは認める。 ただ、それであれば、投資効果が高ければどんなモノでも構わないと思う。 別に美しくなくても、それはそれで良いと思う。 それが、私の価値観。 ＋＋＋ あ、昔、安い居酒屋でとんでもなくパチもんの日本酒を飲んで、思いっきり悪酔いしました。 以来、日本酒は不味いものと避けていたのですが、ある時、真っ当な日本酒を飲んで、 それからは日本酒が好きになりました。 良いものに接しないと解らない…というのも、まぁ、正しい場合もあるとは思います。