明後日の風
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2011年06月04日(土) 冬の山、春の山、そして初夏の山

 山の駅はひんやりとしている。

 冬の山、春の山、そして初夏の山。
 これだけ詰めて同じ山に登るというのは、これまでにないことだが、その分だけ「風情の変化」を如実に感じることができる。障害物もなくスイスイと登った道の木々には、葉が生い茂り、以前の冬枯の山の透明度とは全く別人のように「緑」を振りまいている。
「へぇ〜、こんなところだったんだぁ」
と、実感するのがおもしろい。

 山頂からの眺望は、梅雨の水蒸気に遮られていたが、それでも、冬に見た、「関八州見晴台」の眺望をリフレインしながら、お弁当を頬張る。

 「また、財布なくしたぁ〜」
という、新人君の大事件もご愛嬌で、梅雨のハイキングは風呂上りの生ビールで終演。この低山は、また、秋に楽しむことになるのかもしれないな、と思う。どんな風情になるんだろうか、楽しみだ。


さわ