星の行方(レックナート視点2プレイ記)
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2002年07月31日(水) 謀略

フィッチャー「きくまる殿!きくまる殿!!大変ですよ。お願いします、一緒に来て下さい」
朝起きると、大混乱のフィッチャーがいた。

マカイ「リドリー殿、誤解です。われわれがそのような事を企んでいるわけがありません」
リドリー「いずれが真実かは判らぬ。だが、このままでは”人間”と共に戦う事はできぬ」
マカイ「しかし、リドリー殿は何故…王国軍が近づいていると言う報告も来ているのに…」
マカイ「きくまる殿、リドリー殿の所へ行って訳を聞いて来てもらえないでしょうか?力をあわせることが出来なければ、我々に勝ち目はありません」



きくまるって、パシリに使われやすいのかしら?
こういう立場でこんな用事、普通頼まないわよね。


コボルトの集落の入り口には、見張りが立っていて、中には入れない。
そこに、またスリの少年がやってきた。
フィッチャーの財布を持って走り出す。

スリの少年…チャコを追いかけているうちに、地下道を見つけた。
何かあるような気がして、進んでみる。すると奥にはペストラットがいた。
それを倒して、更に奥に進む。と、
フィッチャー「おや?ここは?」

リドリー「何だ、おぬしらは!」
ここには覚えがある。コボルトの居住地だ。

リドリー「これはきくまる殿と、それにフィッチャー。こんな所に何用ですかな?」
話をしたくてやってきた、といってみる。
リドリー「わかりました、きくまるどのあなたを信じましょう」
そこで王国軍の工作法がわかった。
マカイと王国軍のキバ将軍が「休戦する代わりに、コボルト居住地の支配権を王国軍に渡す」という密約を交わした、という情報を流したのだ。
フィッチャー「そんなバカな!マカイ殿がそんな条件を飲むとは思えません」
元々人間に不信感を抱いていたりドリーは、これを信じてしまった、というわけか。
きくまる「それは、敵側の策略です」
でも聞かないリドリー。

マカイに報告しようと戻ってみたら、王国からキバ将軍が来ていた。
キバ「それでは、良い返事を期待しておりますぞ」
マカイ「考えさせて貰います」
キバ「さすがに、トゥーリバーの大使殿は話のわかるかただ。こちらも戦いを望んでいるわけではありませんからな」


王国軍が帰る間際、キバの横にいた青年は、ぼくに気付くと
クラウス「父上、少々お待ちください」
と言って、ぼくに人のよさそうな笑みを向ける。

クラウス「あなたが、ひまわり軍のきくまる殿ですね。私は王国軍第3軍キバの軍師、クラウスと申します。以後、お見知りおきを。
いずれ、お手合わせを願う事になるでしょう。それでは」

キバ「あれが…きくまる…ソロンを倒した男だというのか」
クラウス「ええ、期待通りの人だと思います。楽しみです」
いいなあクラウス。そして彼を信用するキバ。
今は敵同士だけど、いつか仲間にしたいなあ。



コレクターの血が騒いでるわね、ふふふ、いい事だわ。


苔田 |MAIL