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遺書と屍
羽月
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2009年09月05日(土)


いくらでも 責める
恵まれてる癖にって
思い上がりだって
追い詰められてるなんて
ただの夢想だって

誰も責めてなんかくれないから
わたしはわたしをいくらでも責める

世界はやっぱりとても正しいので、私の心根なんかを見透かしてしまっているのです。
世界は正しい。ほんとうに、かなしくなるくらい正しい。
正しすぎて、狂ってしまいそうになる。そんなことはできないともう思い知っているけれど。
世界は知っている。小心者のわたしには、追い詰めないことこそが罰であることを。
じわりじわりと迫るタイムリミットに、わたしが壊れるのを待っている。
鼠をいたぶる猫のように、嗜虐的な微笑で、玩具を弄る子供のように、無邪気に、わたしをこわしにかかるのです。
わたしはとてもじょうぶなので、壊れることすら出来ないけれど。



落ちて死ね。星よ落ちろ。わたしを潰せ。
泣き喚いたってなんにもならない。
知ってるよ。しってたよ?
朝も夜も平等すぎて、なにかをこわすには優しすぎて、同じように巡るままだ。
いきたい、しにたい、しにたい、しにたい、いきたい、しにたい。