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■ 生きる
人は何故生きるのか・・・ 何を目的に生きているのか・・・ 自分は何故生きているのだろう。 何のために今を生きているのだろう。 生きてる目標はなんだろう。 これは、考えれば考えるほど即答できる問題ではない・・・
小学生の頃「生きることの意味」という本を読んだのを思い出した。 作者は在日韓国人の高史明。 日本が朝鮮を植民地化した時代の話で、 自国の言葉や名前を奪われ、日本において非道な差別を受けてきた作者の話。 その結論付けには「人間は状況を生きる存在である。それはまた、人間がチエを持つからにほかならない」とあった・・・ ふと思い立って、読み直そうと近所の本屋を廻ったが、見つけることが出来なかった・・・ 今度図書館でも行ってみるか・・・
それにしても「生きる」というのは人間にとっての最大のテーマなのか? かつて、私の祖父が米寿を迎えた時に詠んだ句の中に、 「生かされて 米寿を祝う 集いかな」とあった。 88を迎える本人にとっては、自力で「生きている」という意識より、 周りに支えられての「生かされて」が本音だったのかもしれない。
自分は何も考えず、何も疑問をもたず、 ただ毎日を生きているだけではないか? 「今日より明日が良ければいい」という、ある意味日和見的な考えで、 惰性の如く生きてはいないか? それこそ、周りに支えられて、「生かされている」だけではないのか?
じゃあどうする? 今日からどう生きればいい? 自己を見つめ直し、自分の生きる目標を探すか? と自問自答してみたところで、答えが見つかりそうにない。 結局は、毎日の生活のリズムに流され、家族を支えるために働いている・・・ それが現実なのだろうか?
2002年04月24日(水)
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