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2004年03月14日(日)
人形と人間・その魂。

「イノセンス」見てきました。若干ネタバレで…………。

エグかったです………。(死)

とりあえず第一感想はそれで。や、映像はすごかったし、話も難解だったから、もう1回見ようかとも思ったんだけど、もう1回見るには私のヒットポイントが足りませんでした。ダメージ受けすぎで。(^^;)よろよろしながら映画館を出ました。私がこういう理由で1回しか見れなかった映画なんて、珍しいです。映像がエグい、ってゆーより、話がエグすぎです。てか、その「映画の中の世界の感覚」について行けませんでした。 あれって輸出とかして大丈夫なんでしょうか。(^^;)確かに映像はものすごい、世界トップクラスなんだけどさー。

あれって結局まとめて言うと「人形は人形であるからこそ美しい。人間と人形の違いは『オリジナル』の魂が宿っているかどうかである。人間と同じ魂の宿った人形なんて、人間のできそこないのような物でしかないし、人形自身もそんなことは望んでいない」ってことですよね? ちょっと矛盾した言い方だけど。人間は人間で、人形は人形である、と。人形は人間が作り出した物だけれど、人形には人形の、人間の知らない世界があって、人間がそれを垣間見ることはできない。だからこそ人間には人形が美しく見えるのだ、と。

人間の女の子の魂をコピーして人形に入れて、その人形を愛玩するって………。うげえ。何かもう究極に趣味悪いよ…。それだったらまだダ●●●●フとか、元々それ用のアンドロイドとかのがマトモだよ。ホンモノの幼女とかさ。 何かそれって、コピー元の女の子にもたいがいひどい仕打ちだけど、ものすごく人形を冒涜してるよね。だからラストで、体の殆どが機械になってるバトーは、せっかく助かった被害者である女の子を怒ったんだと思う。人形達はこんなことを望んでたはずがない、と。 矛盾してるけど。(笑) バトーってさ、かなり優しい人だと思うんだよ。行動はあんなんだけど。あ、あの犬にゴハンあげるとこ、耳を手でそおっと皿に入らないように出してあげた手つきが。(萌)いくら体が全部機械になっても、魂はやっぱり人間なんだよね。それはバトーの昔のパートナーの少佐もそうだと思った。やっぱり魂って重要だよ…。「脳」はコンピューターと変わらない構造であっても、「魂」ってやっぱ別モンだと思う。だから少佐も、ネットの中だけの存在になっても、やっぱり人間で、バトーのことが好きなんだと思います。

映像は。人物が歩く描写がすごかったです。背景との兼ね合いが。実写より実写っぽいつーか、若干デフォルメされてるのがいい味出てました。(今パンフ読んでみたら、何か普通のアニメとは違う処理をしてるらしい…。) あと、やっぱチャイナタウンなのね、とゆー。(^^;)あれは何でなんでしょう。チャイナタウンとか東京って、ああいう舞台にはもってこいとゆーか。ビバップもそうだったし、アキラもそうだしねー。あのいかがわしい感じがすごくイイんだけど。(中国の人ごめんなさい…。)キレイな物と汚いものがいっしょくたにゴチャッとある感じが。東京もそんなんだもんね。何かこう、まがい物の美しさというか、一瞬で夢のように消えてしまうような美しさ。「体を機械に変えて、恒久の物にする」という発想との対比がいいのかもしれないね。そんなものまやかしだ、と嘲笑ってるかのようで。

そんな感じでした。てゆーか、私は実は「攻殻機動隊」を見てなかったり…。(爆)何か繋がってるらしいですね。(^^;)日本人のアニヲタを名乗るなら、やはり見ないといけないな、とか思いました。(笑)せっかく日本人なんだから、やっぱ士郎正宗は見た方がいいんだろうなあ…。あと大友克洋ね。(笑)「スチームボーイ」予告見たけど、映像の味はともかく、内容…宮崎駿っぽくないですか…?(^^;)