私は普段から本を読まない不勉強な人間なのですが ひょんなことがきっかけで「アミ 小さな宇宙人」を読んでました。 さくらももこさんの可愛いイラストが目を引く 子供にも読める読みやすい本です。
フィクションはノンフィクションより劣らない。を自負している私。 リアルとは、自分自身の一挙一動、思考、感情、生活そのものに 直結するということです。 すべての人の心につながるであろう大事な要素を共有するのに 現実として存在したか否かを問うのはナンセンスだと思っています。 何かの作品を通して受け取るメッセージや、感覚はすべて 作者と自分の中身を繋げるリアルであると、それこそが 表現の肝であると確信しているから。
この本は、とある少年が体験した出来事を、ある人物の 「フィクションとして書きなさい」という勧めで書いたもの。 とされています。 つまり、読み手の心しだいでは、この本の内容は現実に起こったものとして 認識できるということです。
外面的な部分での、フィクションかノンフィクションかの 垣根の無さもさることながら 内容も、人間が共有できる要素のうち、最も最大で最良、最強のものを 強烈に出してきています。 口にしてしまった途端、胡散臭い、現実味の無いものに変わってしまう いちばん大切なこと。本当のこと。 そうさせる現実と、真実のギャップも、今ここにある事実として 考えさせられます。 「創作物」を前提に、単なる娯楽として終わらせないリアルさが この本の中にあります。
外面と内面、両方の垣根の無いリアル。 表現されている内容の重大さ。
この本は、私が出会った中でいちばんの本になりそうです。
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