あっこのPiano Diary...あっこ

 

 

vol.49 また友人に頼る - 2003年08月23日(土)

以前ジャズのことで相談した大学の同期生。

彼女、一年半前までラウンジピアニストをしていた。
お店が店をたたむので相応の退職金みたいなのをもらったあと
次の仕事が始まるまでの3ヶ月、
ピアノ教師の仕事のみしてのんびりと?過ごしていた。
私が相談した時は彼女がそんなときであった。

半年後、彼女の郵便受けに手紙を入れに行ったら
彼女の名前がないではないか。
それで携帯に電話をしてみたらなんと結婚していた。
確かに半年前は結婚の予定は全くなかったはずだ。彼氏はいたけど。
「あっこちゃんにも報告しようと思っててんけど
 なんか恥ずかしくてさぁ…」という。
彼女とは1年に1度くらいしか連絡を取り合わない仲だけど
「なんや、結婚くらい知らせてぇや!」と言うと
恥ずかしかった理由は「いいトシして出来ちゃった結婚」(彼女談)
だからなのだそうだ。

まぁそんなわけで今の彼女は専業主婦になって子育てをしている。
およそ子供の似合わない「超イケテル」彼女なので
(だって学生時代モデルのバイトしてたうえに
 クラシックもジャズも弾けるんだもーん)
ほんまかなぁ。。。?と恐る恐る(?)彼女の新居にこないだ
行ってみた。

ほうほうほう!と思ったのは、ラウンジの仕事をするのに
欠かせない楽譜がいくつかあって、いずれ私も買おうと思ったものばかり。
絶版になったものもあった。

彼女に私がコード奏においてどの段階までしかできないか
Fly me to the moon を一段譜を使って弾いて説明した。
イナモリメソッドの「リードシート奏法3」の段階である。
ポピュラーおよびジャズにおける初級から中級へのコード奏である。
私はコードをジャズの基本の押さえ方でしか弾けない。
まずコードの殆どを7和音にして弾く。たとえば
Am(ラドミ)ならAm7(ラドミソ)にする。
んで、第1,7音を左手で、右手は第3音とメロディー音を弾く。
つまりラ−ソを左で押さえてソの4度上のドを右手で弾く。
音楽理論で言う「乖離」和音の形にする。
場合によっては1,7,3ではなくて1,5,3の順に積み上げた形で弾く。
このようにメロディーと和音を一緒に弾いていくことを
2Hand voicing といい、3 note voicingとも言う。

ただ、この1ヶ月半のあいだにジャズの2段譜の楽譜に
部分的に他の編曲によるものを挿入したり、自分で「でたらめアドリブ」を
音符に書いてみたりして仕事していたせいか、
その2Hand voicing を弾く時に、余った指で適当に音を
加えてみたりして、もの足りなさを自然にカバーしてしまう。
リズム的なものが多いけどね。でもやはりなんかスカスカ。

ところが彼女が同じことをすると余った指で弾くのは弾くが、
響きが充実してるんだよね−。
その間私は彼女の赤ちゃんを抱っこして聴いている。重い。8ヶ月じゃ。
「音を足す時に理論を考えてるの?」と聞いてみると
「ぜんぜん。でもなんとなく弾いてしまう」と言う返事。
つまり今の私の状態がレヴェルアップした状態だ。
そーか。だからみんなジャズの先生はアバウトな教え方になるんだな。

彼女に「生徒として教えてよ」と頼んでみたけど
「え〜…???」である。
つまり自分でよければ教えてあげるけど、教える自信がない、
「レッスン」じゃなくて「アドヴァイス」にしかならないだろう、と言う。
去年習ったジャズピアニストである師匠のお月謝よりも
多いほうがいいならそうさせてもらいたい、とも言ったけど
やはり「不安やわぁ」って。

とりあえず彼女に数冊楽譜を貸してもらって帰ってきた。


彼女はコーポラティブハウスに住んでいる。
11階建てでなおかつ11戸しかない。つまりワンフロアに1戸づつ。
彼女の家は一番上の11階でメゾネット式になっている。
インテリアはね、やーん!私の理想のイメージぴったり。
モノトーンとシルバーの組み合わせ。
ええなぁ。。。黒いコルビジェのソファーもあるでョ。
数少ないと言うか厳選した家具や調度品の一つ一つがハイクラスだもんな。
畳は私の好きな琉球畳。
青年実業家の旦那さんを持つとこんなセイカツなのかー。
私のは「生活」で彼女のは「アーバンライフ」なのだよ。実際に街中だし。

あ、あんまり音楽に関係なかった。


...



 

 

 

 

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