あっこのPiano Diary...あっこ

 

 

vol.48 アイデンティティ - 2003年08月16日(土)

あああああ、、、、ピアノのことしか頭にないからか、
昨日から浸水していたひよこまめ、すっかり忘れてて腐ってたよ。
もったいな。あれ、結構高いのにね。

まぁそういうわけで、8月一杯はバイオリンもお休みすることになり、
私はソロを2,3ステージ弾かねばならなくなった。
ジャズができるなら4ステージでも5ステージでも弾くけどね、
ジャズできないわ、軽めのクラシックはウケるのが少ないわ、
どーしよーもないなぁ。。。。

先日、といっても先月末頃のことだが、
梅田の紀伊国屋でたまたまアメリカの音楽留学のてびきみたいな本を手にした。
ピアノ留学、というと
ドイツ、フランス、オーストリア、ポーランド、ハンガリーくらいだもん、
アメリカはジュリアードじゃないともひとつなぁ、、、なんて
行けないくせに思っていた。
だから、アメリカにピアノ留学というとジャズしか頭に浮かばない。

で、斜め読みだが目を通してみるとなんと、
アメリカの殆どの音楽大学は授業のなかにジャズがあるんだよ。
クラシック専攻なのにね。
いやー私無知だったね。なんかちょっとだけ謎が解けた。

一昨年の冬、リサイタル前に誰かにメンデルスゾーンを聴いて欲しくて
たまたまジュリアード出身のアメリカ人の先生に
1時間さんまんごせんえんのレッスン料払って聴いてもらった。
そのときそのセンセイはいやに明るい音楽作りをする人だなと思った。
メンデルスゾーンの厳バリだよ、厳バリ、
「厳格なる変奏曲(バリエーション)」!!!!!
重苦しい心のひだを隠すように隠すようにしてもなお
苦悩に満ちている、そんな暗い曲なのに、
なんでそんなに派手な見せ場ばっか作るわけ?と思ったので
リサイタルの演奏にその先生のいうことは殆どとり入れなかったけど。

そのセンセイのリサイタル、というのを聴きに行くと、
明るいショパンの2番のソナタだったりした。
あれ?3番だったっけ?いや、何しろショパンらしくなくて
印象に残ってない。
残っているのは妙にノリのあるいくつかのガーシュインの小曲たち。
で、楽譜通りじゃなくてセンセイご自身で?作ってた部分あったよ。

私の持っているいくつかのガーシュインのCDで、
ナクソスから出ている無名のアメリカ黒人ピアニストのがある。
それがやはりガーシュインのオリジナル譜以上のことをやっている。
いわゆるアドリブの部分なんだけど、ジャズじゃないんだけど
ジャズのアドリブみたいにコードに沿ってゴージャスな楽曲が
演奏される。んで、あとでやはりジャズみたいに
もとのメロディーの部分を弾いて終わり。
すんごいノリがよくて、カッコよくて、
私は彼がジャズピアニストなんだと思っていた。

でも確かにアドリブ部分がクラシックじゃないけどジャズじゃない。

そうか、彼はクラシックのピアニストなんだ!
アメリカの音楽大学の授業でジャズもやったんだな。
前述のセンセイもしかり。

そうか。アメリカの音楽大学も自国の音楽文化を大切にして
学生達がちゃんとジャズもできるように教育するんだ。
なのになんだ、ニッポンの音楽大学は。
私、邦楽あまり知らないぞ。ってか殆ど知らないぞ。
教員免許とるために三味線とお琴の授業2年間取ったけど。
1年間で1曲か2曲弾いて終わり。

。。。などとつらつら考えると、
お琴も三味線もないから邦楽とはいかないけど、
仕事に関係なく私はジャズ勉強するべきだと思った。

なんかさぁ、中国から来た「12女子ナントカ」っていう
中国古楽器の集団がブレイクしてるんだって?
中国全土?から厳しいオーディションをくぐりぬけた子達らしいから、
なんとなく今風のアイドルになってるけどほんとの演奏者達だよね。
やはり中国の音楽文化を大事にして、それを現代とミックスさせて
外国諸国に凄さとか良さを認めさせてるんだよね。
やることが違うよなぁ…やはりニホンって物まねの国だよ。
偽ブランド品作ってないだけ。え?つくってる?
しかもテレビの街頭インタビューで
その中国の古楽器集団の演奏を聴いた人たちが
「癒されるかんじ、、、」とか誉めてるの見て、なんかシラけたな。
日本人が日本の古楽器、たとえば笙とか篳篥の演奏聴いて
「心があったかくなる」なんてあった?
だいたい、そんなCD売れる?東儀秀樹(名前あってる?)だけじゃん。
津軽三味線の吉田兄弟が売れてるっていっても
オリコンチャート何位?

まぁとにかくジャズを勉強するに越したことはないんである。
ただ、仕事がらみというのがなぁ、、、



...



 

 

 

 

INDEX
past  will

 Home