新古今東西お笑い見聞録



OAバトルセミファイナル

2003年03月19日(水)

たいへん遅くなりましたが
OAバトルチャンピオン大会セミファイナルの
寸評を書いていこうと思います。
正直今回は全体的に質が低かったような気もしましたが
ファイナルでどれだけ質の高いものを見せてもらえるか
大きく期待しようと思っています。

ブラザーズ
まず一番に言いたいのは異常なテンションの高さ
1番でまだ会場が暖まっていない時に高すぎるテンションは
かえって引いてしまうおそれがあります。
客のテンションと自分たちのテンションをなるだけ近くして
客を盛り上げていくくらいの余裕が欲しいと思いました。
出だしが悪かっただけに最後まで彼らとの距離が離れたまま
面白いと思えず終りました。

あとネタに関してですが同じようなネタなら
今は亡きベイブルースのほうが
数段面白かったと前半に思わせてしまったことが
いまいちだったように思えました。

まぁテンポはまぁまぁなのであとはツッコミが上手くなれば
もう少し笑えるのではないでしょうか。

ユリオカ超特Q
個人的には非常に好きな芸人の一人です。
漫談と言う形をとっているだけにその知識のマニアックさは
ピカイチだと思います。
ただこれが万人に受けるのかというとそうではなく
そこが安定感のなさに繋がっているのだと思います。
まぁその辺今回は加減していたようで比較的ライトな
だれでもわかりやすいネタになっていました。
このへんの出し入れは複数でする漫才ではとは違い
難しいところではないかと思います。

今回のネタに関してはライトな内容にしてあるだけに
いまいち大きな笑いには繋がらなかったような気はしましたが
全体的に上手くまとまっていたと思います。

江戸むらさき
彼らのショートコントは非常にレベルが高いので
今回もかなり期待をしていました。
結果は今まで見た中で一番物足りないものでした。
彼らのショートコントはオムニバスの中に伏線もあり
落ちに絡んでくるというストーリー性のあるものだと思っています。
その点を非常に評価しているのですが今回はその伏線がなく
ただのオムニバスになっていたので物足りなさを感じたというわけです。

$10
最近いまいち質が落ちてきていると感じる$10なのですが
今回のネタははじめてみた時に面白いと感じなかったネタでした。
このネタをみて感じたのですが客の質が実は低かったのではないかと
思ってしまいました。
それは笑うタイミングが違うからです。ボケがあってツッコミがある
この構造は基本なのですがボケで大きく笑ってしまうと
ツッコミによる増幅が全く感じられずただボケで笑うという状態になってしまいます。
ボケで面白さを吟味してツッコミで大きく笑うという意識でいないと
本当に面白いところを逃してしまうことが多々あります。
まぁ$10に関してはボケで笑わせるコンビなので客もそのことを
知っているのかも知れませんが、それを差し引いてもタイミングが悪かったです。

さて$10に戻りますが相変わらず
多くの要素をとり入れようとしすぎて全体がぼやけているように感じました。
ネタの中全てが面白くなくていいので、つまらないところ、笑わせるところの
メリハリをハッキリしてもらいたいです。

アンタッチャブル
いきなり書きますがボケがいまいちです。
それを増幅させるツッコミもいまいちです。
ボケが脈略がなく突拍子もないためツッコミも的を絞れず
暴投続きのキャッチボールというかんじになっています。
さらに落ちまでのネタの構成も悪く伏線もなければ
ただネタを最後までやりとおして終わりというかんじで
いまいちメリハリがなく感じます。
正直年間3位は納得できませんでした。

ダイノジ
この二人漫才をするようになり非常に元気が出てきたように感じます。
前半の入りは非常に落ちついたネタにもあるようにベテランのような
ものになっていました。
そこから本題へと入っていくのですが虚を突いた上手いネタになっていました。
ただボケの時間が長く間延びしてしまう感はぬぐえないので
もう少しテンポをよくすることが今後の課題のような気がします。
また内容が相変わらず相方をいじるネタなのでこのバリエーションを
どれだけ増やせるかもポイントだと思います。
安易な道に流れずもっと発想をよくすることを努力してもらいたいです。
ネタの構造は非常にいいのですから。

パペットマペット
なぜセミファイナルにいるのかがわかりません。
かわいいから点が入っているとしか思えません。
かわいいとおもしろいは違うと思うのですが、面白いのでしょうか??
おなじショートコントなら江戸むらさき
坂道コロンブスの方が内容はよく
結局ぬいぐるみを使ってミスディレクションを作り出しているのでしょう。
正直これ以上の評価は出来ません。

ビッキーズ
毎回お手本のような漫才をしていると感じる非常にいい構成になっています。
今回もセミファイナルを感じさせない余裕のあるネタで
「枕」の部分も2年前に見たものよりもよくなっていました。
このコンビ何よりもツッコミの上手さが際立っています。
須知の知識や発想もすごいのですが
木部ちゃんのツッコミのテクニックは
目を見張るものがあります。
そのテクニックに関してはまたの機会に書こうと思いますが、
このツッコミがあるからこそ漫才にテンポが生まれ
会話としてキャッチボールが成立します。
二人がいいテンポでキャッチボールする対話型の漫才は
非常に面白くこの二人の特徴になっていると思います。

アルファルファ
毎回酷評をしているのですが、今回もあまり評価は変わりません。
ただ今回はネタの構造が少しだけよくなっており
落ちがきちんと出来ていたと感じました。
構造が変わってこれば笑いが生まれるのは必然で
今後期待してみようかと感じるネタでした。
まぁ今回はあまり面白くなかったのですが
次回に期待ということで締めたいと思います。

アメデオ
このコンビに関してもいまいち評価はしていないのですが
ボケが非常に小さいのとそれに伴ってツッコミが弱くなり
ネタ自身のスケールが小さくなってしまい笑いも生まれないという
悪循環になっていると思います。
先にネタをしたアルファルファが比較的よかっただけに
中途半端な笑いでは食われてしまいます。
そのために「枕」をしっかりしないとだめなのですが
それもなかったので笑いが少なかったのだと思います。

さて今回は大阪ということで関東の標準語に少し抵抗があったのではないでしょうか。
これに関しては関西人全てにあることなので関東勢には不利があったと思うのですが
それにもかかわらずファイナルに残ったユリオカ超特Q
アンタッチャブルはよくがんばったと思います。
まぁ傾向としては客がビッキーズが終った時点で
満足してしまったのが後半点数が伸びなかった原因ではないでしょうか。

さて次回はセミファイナル福岡を書きますのでお楽しみに。






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