| 2018年07月12日(木) |
覆面企画8・Cブロック推理その2 |
水面下で書き溜めていたCブロック推理日記、長すぎて日記の制限文字数に引っかかったいから三回に分けた、その二回目です。 財油さんと彩真さんとカイリさんがあっちへいったりこっちへいったり、実はなんにもしてなかった久佐馬さんが理不尽に疑われまくったり、推理がものすごく右往左往しています……(^^ゞ
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ものすごく雑なファースト推理しかしてなかったCブロックに戻ってきました。 ファースト推理の結果をぺたり。
01 その手が隠したものは カイリさん 02 月下鴨川、モノノケ踊りて、絵師が狩る。糸さん 03 死の手招き 財油雷矢さん 04 なにも宿らない 木菟みるくさん 05 鏡の中にいて私の中にいなくてあなたの中にいるもの 天菜真祭さん 06 憎たらしい愛にさながら 星宗介さん 07 迷い子の手 はなふじマディ子さん 08 ナインティーン・イレブン 久佐馬野景さん 09 プディヤの祈りは銀の蝶になって 冬木 10 奇病と難病 不適合作家エコーさん 11 トゥルーエンド 彩真 創さん
カイリさんが最後まで残ってて、カイリさんと久佐馬さん、01と08で迷った挙げ句、消去法で01になったのですが、どう考えてもこれはないよな……という組み合わせで(笑) (でも、カイリさん、今回は相当フェイクに自信がありそうだし……)と心の中で言い訳しながら配置しましたが、『最後の一人がどう考えてもそぐわないけど、きっとフェイクだから!』で無理やり当てはめた時は必ずどこか前の段階でボタンの掛け違いが起こっているんだという、いつもの敗北パターンが見え見えなので、時間切れで次のブロックに移動した後もずっと気になってました。
で、他のブロックを推理しながら思ったんですが、これ、別に大移動させなくても、カイリさんと久佐馬さんを入れ替えるだけで済むんじゃない? と。
なので、戻ってきて、まず、まだあまり作風を掴んでいない久佐馬さんの過去作品をチェックしてみたのですが、わかったことは、どうやら久佐馬さんはかなりの曲者だということ。 素の文章を読むとかなりいろいろと特徴があるのに、01、08に限らず、このブロックの作品に、その特徴が出ている作品は見当たらない。 初参加なのにしっかり特徴を消してきてるってことは、自分の特徴を自覚していて、かつ、それをコントロールできるだけの技量がある人ですよね。 これは探偵にとっては要注意人物……! 初参加と思って舐めてかかると化かされるパターン……!
なので、作品をしっかり読み込ませていただきました。 すると、中二病要素をネタにした作品があったり、同作品でネットに詳しそうだったりと、題材的には01を書きそうな雰囲気があるのですが、作品そのものには、やっぱり、特にこれというほどの類似が見つかりません。
そもそも、01は、感嘆符の後にスペースが無いなど、あきらかにフェイクを意識した作品ですね。 (追記:よく見たらスペースが抜けてるのは一ヶ所だけだったので、単なるうっかりミスかも……? でも、この段階では、そうでない前提で推理を進めています) それがフェイクでないなら、普段からスペースを入れない人がいることになりますが、このブロック、10も感嘆符の後にスペースがなく、普段からそれをやる人はエコーさんしかいないようなのです。 なので、これか10の、少なくとも片方はフェイクであるか、そうでなければエコーさんが二人以上いるのです(笑)
というわけで、ここを決めるために、先にエコーさんを特定してしまいましょう。
エコーさんは、ファースト推理では、感嘆符の後にスペースがないことや算用数字の使用を理由に10に当てはめてあります。 エコーさんは普段、行頭字下げ無しで文の途中に改行をいれるというポエム的な形式を取ることが多いようで(たまに普通の散文のこともあるけど)、書式がかなり特殊です。 でも、覆面作品にはそんなのないから、今回は一般的な書式に寄せてきているようです。 ということは……うっかりスペースが入っちゃってるとか詰まっちゃってるとか、何か、提出の際に事故がおきてる可能性も?
とりあえず10を精査した結果、『カケラ』という変換が共通だったり、『あぁ』などの小文字使い、『だから、ね /「別に怖くはないんだ。』という、句点無しで改行に続く文など、いろいろ共通点がありました。 あと、この作品、冒頭の字下げがちょくちょく抜けていますが、エコーさんは普段字下げしないことが多いようなので、今回は覆面のために下げてみたけど時々下げ忘れたとか、意気込みによると普段と違うツールを使ったようなのでミスが起こったとかじゃないでしょうか。 普段別のエディタを使ってる人(例えば『なろう』直書きとか?)がワードを使うと、よく、この現象が起こりますよね……。
ただ、『体』、『ような』の変換が『様な』でないなど、気になる点も多いので、10に仮配置のまま保留。 つまり、進展無し(^_^;) とにかくサンプル作品が少なくて(特にポエム風改行でないもの)、推理が困難です……(T_T)
でも、エコーさんが10かどうかはわからないけど、エコーさんが01とか08は、あまりなさそうな気がします。 03はあり得る気がするけど。 03も、ときどき行頭の字下げが抜けてるし、算用数字だし、あと、03なら『ように』は『様に』だし、エコーさんは『○●』とか『■■■』とかの伏せ字を使ってるし、こっちのほうがよりエコーさん度が高いかも。 あっ、そういえば、エコーさんにはおじいさんが出てくる作品があったぞ。
でも、エコーさんが03に行っちゃうと10は誰に……?
あっ! そういえば、10と同じ癖がある人が、もう一人いましたよ! 財油さんが『句点ナシでの改行〜セリフ』をする人でした。 そういえば冒頭注意書きの『あしからず』なんて、財油さんっぽいかも? ここは要検討。
ちょっとごちゃごちゃしてきたので、一旦整理します。
01 その手が隠したものは カイリさんか久佐馬さんか財油さん 02 月下鴨川、モノノケ踊りて、絵師が狩る。糸さん 03 死の手招き 財油さんかエコーさん 04 なにも宿らない 木菟みるくさん 05 鏡の中にいて私の中にいなくてあなたの中にいるもの 天菜真祭さん 06 憎たらしい愛にさながら 星宗介さん 07 迷い子の手 はなふじマディ子さん 08 ナインティーン・イレブン カイリさんか久佐馬さん 09 プディヤの祈りは銀の蝶になって 冬木 10 奇病と難病 財油さんかエコーさん 11 トゥルーエンド 彩真 創さん
今のところ、ごちゃごちゃになってるのは、カイリさん、久佐馬さん、財油さん、エコーさんの四人ですが、ちょっと行き詰まってきたし、この四人と四作品の組み合わせという前提がそもそも確定しているわけではないので、先に、候補が一人づつしかいないところを確定していこうと思います。
ただし、02糸さんはすでに確定。
04のみるくさん。 これは作風からのカンだけでの仮配置です。 検証開始。
04再読。……これはやっぱり、みるくさんでしょ……。(←まだ何も検証してない(^^ゞ) これじゃ検証にならないので、みるくさんのサイトに行ってみます。 あ、『おばけのピアニスト』って童話がある。 音楽室で人を怖がらせるためにピアノを弾くおばけが、みんな怖がって逃げちゃうから自分のピアノをちゃんと聴いてもらえないことを寂しく思うお話。 別荘でピアノ弾いてるあいだにみんな寝ちゃったヒロインと同じだ! でも童話だから、文章の見本にはならないかな……。
過去の覆面作品を読み返し、やっぱり文章もなんとなく似てるとは思いましたが、これといった決定的な物証は見つからず。 でも、みるくさんの短編は、冒頭がわりと突然始まって、最後も突然すぱっと終わることが多い気がして、やっぱり04がそれっぽいです。 あと、指を切り落とされる妄想! みるくさん、首を切る妄想によっぽど執着があるらしくて、前回の覆面はそのものズバリの『クビをキレ』だし、第五回の『透明な口付け』でも嬉々として生首の魅力を語っているし、サイトにも登場人物が首を締めたり切ったりするのを夢想する話があるんですが、04の最後の方で唐突に出てくる『指切り』妄想も、首じゃなくて指だけど、それと通じる気がします。 うん、あそこで突然、約束の指切りから指を切り落とされる妄想に入っちゃう人って、みるくさん以外に、あんまりいないんじゃ……?
そして05。 ずっと偽物の魔法少女に見えてしかたないんだけど、やっぱり、どうしても天菜さんですよね。 ブラック天菜さん? カクヨムで書いてる『天空海戦物』にも、キスを媒体に異能を発動させる的なのがあったし。(ちなみにキスしてるのは女の子同士ですよ! お好きな方は、ぜひ!)
そして06の星さん。 あらためて作品を拝見しに行ったら、お味噌汁が出てくる話があったような気がしたんだけけど見つからなくて、記憶違いかなあ……? ナスの話はあったけど、お味噌汁ではなかったですね。 じゃあ、私は勘違いで星さんを06に仮配置したってこと? 確かにこのブロックはファースト推理が一番雑だったけど、これはひどいですね(^^ゞ ちょっと、星さんは06から外します。 じゃあ、星さん候補はどれかな? 他に、三点リーダーの単独使用や行頭――の前のスペース無しのある作品って、あったっけ? あっ、03だ!(三点リーダー単独使用あり)
あれ? そんなことより、雰囲気的には星さん=08もありそうじゃない? 星さんは公開してる作品が少ない上に、ものによってはすごく古いらしいので、三点リーダーの単独使用なんて、そのときだけたまたまだったり、昔はやってたけど今はやってないとかかもしれないから、そのへんは推理の上であんまり優先しなくていい気がします。
さあ、ますますカオスになってまいりました……(^_^;)
あ、でも、もしエコーさんが03で、星さんが08で、財油さんが10だったら、あとはカイリさんと久佐馬さんで01と06を分ければきれいに収まらない?
いや、ちょっと待て。 そこにマディ子さんも混ぜるというのは? カイリさんも久佐馬さんも07を書きそうな気がしてきた!
エコーさん、星さん、財油さんの三人組で03と08と10。 カイリさん、久佐馬さん、マディ子さんの三人組で01と06と07。 よし! 道筋が見えてきました!
……と言いつつ、念の、星さんと06を、もう一度見比べてみると……うーん、やっぱり星さんじゃない? 私は味噌汁だけで星さんをここにしたんじゃなくて、ちゃんと内容を見てたらしいです。 星さんの作品、あんなに数が少ないのに、その中に何作も、死んだ女性の思い出が出てきて(『先日、妻が死んだ。』という一節も)、自責の念含みの妻恋いが描かれたり、夫婦の機微が描かれたりしてるのです。 �燹 ´瓩箸いΦ�号使いも一致。
あと、06の書き手は若い方ですよね。 爪に流行りの飾りってマニキュアじゃなくネイルアートのことですよね? 旦那さんがハット被ってたりして昭和っぽいけど、昭和時代にはネイルアートはまだ流行って無かったです。
そして07。 マディ子さんだと思うんだけど、カイリさんの可能性も一応検討しよう……と思ってカイリさんのサイトに行き、あらためて作品を読んでみたら、07ではなく08がカイリさんではないかと気づきました。 一文短め。特に冒頭は前回の覆面作品『イレーヌ』の冒頭と文章が似てます。 「 」という記号使い、体言止め多め、『さぁ』『ねぇ』という小文字使い、『ぎゅっと』等はひらがな、『囁く』『充分』『わかる』『体』『溜息をつく』『頷く』『ゆく』、そして最後の『終』。 全くフェイク無しのカイリさんだった! 意気込みではフェイクしたようなこと言ってたけど、題材フェイクかな? たしかに、すごく意外な題材だから、文章を細かく見なければ、内容・雰囲気的には、全くカイリさんには見えないです。 むしろ、星さんが先に06に決まっていなければ、少し星さんっぽいかなと思ったかも。
08がカイリさんということは、07はやっぱりマディ子さんですね。 今残ってるのは、01と03と07と10。 この中でマディ子さんが07以外だったら、驚きでひっくり返る……。 07=マディ子さんは、02の糸さんと比較したときに、ある程度検証したはずなので、そのまま07に。
そして、09は私で(笑)、あとは10と11。 残っているのは彩真さん、エコーさん、財油さん、久佐馬さん。 01と03と10と11を、この四人で。
彩真さんは、第一印象で、ぱっと11に当てはめてあり、確かに11はかなり彩真さんらしいのですが……。 主に、( )でルビなどの見た目的なことで。 内容的にも、彩真さん=11は、十分ありそうな気がします。 11をじっくり読んで、彩真さんらしくなさは、ほとんど感じません。 けど、決定的な証拠も特にありません。 ただ、彩真さんはいろいろと細かいフェイクをしている模様。 書式や漢字変換は物証にならないだろうから、決定的な物証が出てこないのはしょうがないことかも……。
でも、一応、10も、よく読んでみます。 ……と、あれ? 11では見つからなかった細かい彩真さんらしさが、いろいろと出てくる……?
11でもあった行頭が――のときに字下げが無い箇所があるのは、ところどころだから事故かフェイクかもしれなくても、一人称でセリフの続きを地の文が引き取る(例『「死がっ」/ 怖くないなんて、いうなよっ』)、『いう』とか『でる』が時々ひらがな、語尾の『っ』。 そう言えば、11の「俺は!」は、彩真さんなら『俺はっ!』と書きそう。 あと、何箇所か見つかった、独特の読点の打ち方。 例えば、彩真さんのサイト作にある『急いで、キッチンへ見に行くとそこには、〜〜』という文。 『急いでキッチンへ見に行くと、そこには〜〜』ではないんです。 10でも『間違っていたら、申し訳ないんだけどもしかして〜〜』という文があって、『間違っていたら申し訳ないんだけど、もしかして〜〜』ではないこのリズム、彩真さんっぽい。 たしか他にも何箇所か、ほんのりと、そのリズムを感じるような
あと、『そんなこと知らずに』みたいに、『を』とか『は』とか『も』とかを入れることもできる箇所でいれないことがたまにあること。 ?のあとにスペースがないのも、エコーさんを当てはめる理由にしてたけど、彩真さんは細かいフェイクしまくってるらしいので、彩真さんのフェイクである可能性もあります。 算用数字を使ってるのも、いかにもフェイク作らしい。 これはもしかして、もしかする……?
……えっ、でも、彩真さんを10にしちゃうと、11を書いた人が誰もいなくない? まさかカイリさんの大フェイク? ええーっ、やっぱり11が彩真さんじゃないと、困る……。 エコーさんや財油さんが11を書いたとは思えない……。
うーん、やっぱり、01久佐馬さん、03財油さん、10エコーさん、11彩真さんが、イメージ的に、一番順当なんだけどなあ……。
エコーさんはフェイクしてる感じじゃないですよね。 だから、!の後にスペースがない10が怪しいと思うんですが……。 そうなると財油さんが03になってしまうんですが……。 でも、前回も参加してる財油さんが本文にタイトルを入れてくるだろうかというのはあります。 じゃあ、03がエコーさん? 初参加だから本文冒頭にタイトル入れちゃいそうだし、サイトに行くと認知症のおじいさんが主人公のお話があって、『齢80』って言い回しも使ってるし、おじいさんだけど時々物言いが若くて、若い人が書いてる感じがするし。 物証としても、伏せ字のときにいろんな記号(特に他の人が使うことが少ない黒塗り系)を使うし、三点リーダーの単独使用もあるし、 算用数字使うし、【 】使うし、『無い』や『様に』も使うし、何一つ合わない点がありません! やったー! エコーさん=03!
そしたら彩真さんが10でも大丈夫。 えっ、でも、そしたら財油さんが11に……? ない、それはない! じゃあ財油さんが01で11が久佐馬さん……? うーん、でも、財油さん01説には『銀行強盗!?』問題が……(財油さんなら「「銀行強盗!?」」と書くはず)。 まさかカイリさんが11? そして財油さんが08?
それとも彩真さんは11で、財油さんが10で、カイリさんは08のまま? あっ、これが一番落ち着くかも!
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第三回へ続く。
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