時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2016年01月12日(火) 覆面7Dブロック推理結果(第一次)

ものすごく長居してしまったDブロック。
死ぬ死ぬといいながら、なんだか居心地が良かったようで……(^^ゞ
でも、さすがにそろそろ次にいかないと時間切れなので、頑張って推理終わらせました。

※2/28追記
その後、修正しました。
最終結果はこちら

D01 セイシした闇の中で            土岐さん
D02 ずっと一緒でいてね(※注)        彪峰イツカさん
D03 ね、あなたの笑顔も食べたいな       天菜真祭さん
D04 人間スープはキスの味がした        捺さん
D05 嘘つきな唇(※注)            星埜ロッカさん
D06 佳人薄明                 盲管さん
D07 Over the Rainbow:いつか輝ける虹の下で アヤキリュウさん
D08 R18-G<1>                耀華さん
D09 夏の虫                  篠崎琴子さん
D10 ひかりのかみ               水城翼さん
D11 多眼の種                 だもさん
D12 ゲーム世界に転生して神になったと思ったが、どうやら勘違いだったようです。
                       あまねさん


ツイッターにはさっき書いたけど、蓋を開けてみたら、推理結果は塩中さんと全一致。
でも、自分の推理中は、一度見た塩中さんの推理結果は大半忘れた状態で(笑)、一応独自の推理過程を辿って、最終的に同じ場所にたどり着きました。

とはいえ、やっぱり、この結果にたどり着いたのは、確実に塩中さんのおかげ(ありがとうございます!)。
ターニングポイントが、塩中さんの『捺さん=04』説だったから。

この説、塩中さんはツイッターではわりと早くから言及してたと思うのですが、私は最初は全くピンと来ず、漢字変換にも違いが目立ったこともあり、「えー、でも私の中では捺さんは12だから……」としか思ってなくて。
さらに、その後、捺さんがあまねさんに12から押し出された後でさえ、一応検証してみた上でも、「うーん、たしかにこれ、言われてみればすご〜く捺さんっぽいんだけど、作風的にはむしろ大アリなんだけど、でも、土岐さんをここから押し出したら行くところがないし……」となって、信じてなかったのです。

が、その後、残っていた数人と数作品を総当り的に突き合せているうちに、突然、やっぱり04は捺さんだと、物証に力づくで納得されられてしまいました。

主な物証は、『しょうがない』と『けれども』『だけれども』。
『しょうがない』は、もしかすると私が使用例を検出できなかっただけで土岐さんも場合によって使ったりするかもしれないのですが(例えば、地の文では『仕方がない』と書くけど、会話文ではその時のノリで『しょうがない』も使うとか、あり得そう)、『けれども』の多用っぷりは、これはもう、偶然の域を超えてるかと……。
土岐さんが『けれども』を絶対使わないとは言えないけど、この頻度で使うのは、捺さんのほうだけ。
捺さんは、一人称の地の文でこれを使うだけでなく、会話文の中でも、いろんな人がこの言い回しをする。
で、04でも、幼なじみの看護師さんと隣のベッドのおじさんが、両方、『けれども』と言っています。
会話文の口調はキャラを立てるために使い分けられると思いますが、隣のベッドのおじさんなんか、あんまり『けれども』といいそうなキャラじゃない気もするので、これはもう、キャラ作りのためにあえてしている言い回しではなく、作者さんの地の癖なのではないかと……。

漢字変換には合わない箇所も多いのですが、フェイクの可能性もあるし、そもそも、漢字変換を常に厳密に統一している人は、あまりいませんし。

捺さんも、『くちびる』とか『くちづけ』を平仮名で表記している一方、『口元』『口もと』と変換している箇所もあるので、『口づけ』もありでしょう。

『掌』という変換がひっかかっていたのですが(私が見た限り、土岐さんは『手のひら』捺さんは『てのひら』派のようだった)、これも、お二人とも厳密に決めてるわけじゃないと思うので、気にしないことにします。
他に、普段から『掌』をメインに使う方は、このブロックにはいなさそうだし。

ちなみに、『瞼』は、私が見た限り土岐さんは『目蓋』、捺さんは『まぶた』だったんだけど、これも気にしないことにします。

私だって、そのときどきで一番上に出てきた変換候補をなんとなく選んだり、前後の文字との兼ね合いや雰囲気作りのために漢字を開いたり閉じたりするし、たいていの人はそうですよね? そうに違いない!

というわけで、塩中さんの導きで重大なターニングポイントを乗り越え、ここから、もう第何次になるか分からない再シャッフルがスタート。

でも、前回までと違い、ここまでの推理の過程で、耀華さんが08、水城さんが10に固定されているし(推理がぜんぜん進んでいないようでいて、地味に固定箇所が増えてた)、捺さんが移動した12には、10から押し出されたあまねさんが既に入っているので、今度は、動かす場所が少ないです。
作品は01、02、07、作者は彪峰さん、土岐さん、アヤキさん。

そして、07は、絶対、土岐さんではないと思いました。
土岐さんが書いたら、もっと違う描写になると思う。なんとなく。
彪峰さん=07説は、初期からずっと仮説としてキープしてあって、十分ありだと思うのですが、でも、アヤキさんが01や02のような気はしない……。(もっとも、01と02は、誰のような気もしないけど!(^^;))

というわけで、07とアヤキさんを見比べてみた結果、07はアヤキさんと結論に。
理由は、まず、文章。
けっこういろんな要素が一文に詰め込まれてます。
一文の長さだけじゃなく、情報をどのくらい一文に盛り込むかという点で、アヤキさんはわりと多めに盛り込む傾向があるのかな、という気がしました。

あと、アヤキさんは、情景描写(季節とか時刻とか天気とか)から入ることが多いような。
特に空の描写が巧みで、多いような。
そして、情景描写の手触りが、07のそれと、なんとなく似ているような……。
それに、旅立ちの朝の清々しい空気が、なんか青春って感じでアヤキさんっぽい!……と思いました。

が、これでは今までの印象推理と、何ら変わらない!
ここは一つ、何か物証を上げなくては。
そう思って一生懸命探したら、アヤキさん、『空の端』という言い回しを使ってました。
別に特殊ではないけど……。
もう一つ、『焼き捨てて来た』の、『来た』という変換。
『きた』を使う時、『こっちに来た』『歩いて来た』などの移動を表す場合は漢字でも、『生きてきた』とかの、経過を表す(?)用法の時は開く人もいると思いますが、アヤキさんには、『覗き込んで来た』『喧嘩別れして来た』『食べて来た』などの用例がありました。

いずれも特に珍しくないので、証拠としては弱いけど、一応は物証ってことで……。

ただ、アヤキさんは意気込みで『執筆中、物語構成を完全に変える大改稿を行っている』とおっしゃっているのが気になります。
このお話、英語の部分を除けばすごく短いから、そんなに構成の変えようがあるのか……? と。
でも、私のレベルでは思い至れない、何か高次元な技法のこらし方があったのかも?
……というわけで、無理やり自分を納得させて次に進みます。
意気込みに惑わされるとろくなことがないというのは、過去に思い知ってるので(^^;)

残るは、01と02、土岐さんと彪峰さんです。
さあ、困った。
どっちも、どっちでもない気がする!(笑)

でも、網をどんどん狭めて、お二人を追い込んでいった結果、ここに来てしまったので、しょうがないので、この2作とお二人を見比べてることに。

実は、ここまで絞り込まれる前の、ほんの一時期、ちらっと、土岐さんが02かなと思った時期(数十分間だけ)もあるのですが……。
全然、全く、土岐さんっぽい気配は感じないのですが、その点では01も大差ないので、単純に漢字変換だけ見てみたら、たまたま『めずらしい』が目についたので。
でも、02の中でも『珍しい』も使われているし、単なる揺れの範囲内で、推理の根拠にはならないですね。

あと、土岐さんは、前に双子ネタを書いてました。
(名前が『光』と『灯』で、まるで今回の覆面のために書いた作品みたいだけど、ずっと前の作品)
耀華さんの時も思ったけど、サイトにあるのと同じネタは出してこないでしょう。
それに、似たネタを書いてるからこそ、その書きぶりの違いが際立ってて、とにかくやっぱり、作風的に、いくらなんでも全く土岐さんっぽくない! ……というのを再確認しただけに終わったのですが。

ここへきて、また、否応なしに土岐さん候補として02が浮上してきました。
だって、もう2作しか残ってないんだもん。

でも、土岐さんと彪峰さんと01と02を見比べた結果、彪峰さんが01を書いたら、たぶん、もっと『――』を多用したはずだと思いました。(実際には01に『……』はあるけど『――』は一個もない)
きっと、ぱっと見で『景色が違う』感じになるんじゃないかと……。

その点、土岐さんなら、景色が違わない気がします。
内容的には彪峰さんが01でもおかしくないと思うんだけど、この一点で、土岐さんのほうを01に。
相変わらずあんまり土岐さんっぽい気はしないけど、つぶさに見ていくと変換の違いも揺れの範囲内、あと、私は土岐さんの昔のイメージしかなかったけど、そういえば最近のツイノベを見ていると、これもアリかもという気が……。

一方の彪峰さんは、02が、これもあんまりイメージじゃないんだけど、細かい点をみていくと、サイトで『ほんっとに』とか『ほっとんど』とか書いてるから02の『すっごく』『とっても』も書きそうだし、『うるさああい』って書いてるから『行ってきまあす』も書きそうだし。
あと、よく考えてみたら、これ、医療ミステリー(的な事案)じゃない?

ちなみに、ちょっと気になること。
01は『いく』派です(『落ちていく』『訪ねていく』)。
02は『いく』と『ゆく』と両方使っています。
で、私が見た限り、彪峰さんは、『いく』派のようです。
土岐さんは『いく』と『ゆく』、両方使うようです(『いく』中心?)。
これでいうと、彪峰さんのほうが01に近そうな気もするんですが……。

でも、彪峰さんがぜったいに『ゆく』を使わないわけじゃないだろうから、特に推理の足しにはならないのでした(^^;)

そういうわけで、土岐さん=01には、やっぱりいまいち納得がいかないままなのですが、いつまでもDブロックにいるわけにもいかないので、ここはもう消去法で、ここに入ってもらいます!

追記
あ、あまねさんを12にした経過が、前回の推理と今回の推理の合間に落っこってて、書いてなかった!
そもそも、あまねさんは、12に捺さんがいるのでなければ、最初から12もそれっぽいなと思ってたので……。
ただ、捺さんのほうがより12っぽい気がしたのと、あと、10のほうがよりあまねさんっぽい気がしたから10になってただけで、12もアリだとは思ってたのです。
で、10に水城さんに来て、12から捺さんがいなくなったら、あまねさんが12にいくのには自然ななりゆき。

文のわりと最初のほう、特に接続詞のあとに読点が来ることが多いことや、――や……の使い方、漢字変換も、おおよそ合ってて、違和感ないです。
あと、すごくささいな点ですが、美人をストレートに『美人』と書いちゃう人、意外と少なそうな気がするけど(『美少女』なら沢山いそうな気がする)、あまねさんはサイトでも美人のことをきっぱり『美人』と書いてました(笑)
あと、「神って、誰」みたいな、?を使わない疑問形セリフも、サイトにもたまにある気がしました。
どれもたいした理由ではないですが、すごくそれらしくて特に否定材料もないので、決まりました。


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