さて、昨日の続きです。
あ、まず、昨日の日記のことで、お詫び。
私、瀬古冬樹さんが初参加みたいに書いちゃったんですけど、初参加ではありません。
前回、参加してらして、下見の時にも改めて前回の参加作を読み返して、ふむふむ、あんまりフェイクはしてないな……なんて思ったんですが、日記を書いた瞬間だけ、なぜか勘違いしてしまいました……。失礼しましたm(__)m

何にしても、このブロックでは、たまたま瀬古さんが、ブロック分け発表前に初参加の方や、まだあまり作風を掴んでない方の数人のサイトに下見に行った時、ちょっと詳しく見てきた人だったのです。
で、まずは『瀬古さんを探せ』で推理の幕開けにすることにしたのでした。

ここから、その経過を……。
まずは、ざっくり仮配置です。

話がわかりやすいように、作品と作者一覧を貼っときますね。
公式からのコピペですので、敬称略で失礼します。

F01 アイ・アム・ファイヤーマン！
F02 命がけの結婚
F03 僕も愛しているよ
F04 「幸福な食卓」
F05 火と水の婚姻
F06 夕星☆えとらんぜ　　
F07 火のないところに煙をたてるお仕事です。
F08 凱旋の火矢は墜されたし
F09 千匹皮姫
F10 灯油あります
F11 愛の消火大作戦


青波零也（シアワセモノマニア）
天菜　真祭（Sequence お話のカケラ＋）
五十鈴スミレ（のびのび雑花草）
三和すい（てきすとぽい）
水町千晶（押入れの住人たち）
瀬古冬樹（とうとくるす）
すず（花布）
あまね（逆命）
篠崎琴子（リルの記憶）
木菟みるく（†ローズクロス†）
小高まあな（人生は緑色）

Fブロックは、ずいぶんと可愛らしい作品が多い、スイートなブロックですね。
提出作品もそうだし、参加者さんにも普段からスイートなものを書いてる人が多そう。
うーん、推理をするにも甘い香りに心が和みそうです……(*^^*)

私は、推理の時は、まず最初に、参加作品を、文章のクセなどはあまり気にせず、ストーリーを楽しんで通読します（だいたいみんなそうでしょうけど）。
それから、作者さんのサイトにお邪魔して、特徴を掴んで帰ってきます。

で、瀬古さんの場合、そこはもう済んでいるので、この段階で、それらしいのはなかったかな……と考えてみて、最初、06に当てはめてみました。

瀬古さんは、とても素直でやわらかく読みやすい文章を書かれる方で、内容もそれに見合って素直で可愛らしいものが多いようにお見受けしました。
前回の参加作のように、『少し不思議』系も書かれるらしい。
だから、06の、ピュアで可愛らしくて少し不思議な感じがそれらしいかなあ、と。

でも、瀬古さんの文章には、カタカナの擬態語が多いという特徴があり、06は、そうではないようです。
で、考えなおして、参加作の中からカタカナの擬態語があるものを探してみました。
……あ、01だ！
『クルリと背を向ける』とか『ズンズン歩いて』とか！
そう思って読み返してみると、内容といい文体といい漢字変換といい、とてもそれらしいです。
カタカナの擬態語を多用する人は、このブロックに、他にも複数いるのですが、作風・文体的に瀬古さんでいいんじゃないかという気が……。
よし、瀬古さんはこれに決めた！
（決めたといっても仮配置ですが）

さて、次は誰を探そうかな……（←私の推理は、いきあたりばったりです（笑））
気の向くままに、参加作品を読み返して推理材料を集めながら、なんとなく対応しそうな気がする作者さんのサイトにお邪魔して、やはり推理材料を集めながら、参加作と照らしあわせていきます。
とりあえず、目立つ特徴があったり、意気込みを見るとフェイクをしてなさそうだったりして、比較的わかりやすそうな気がする人を中心に……。

というわけで、次は初参加の五十鈴スミレさん。
サイトを拝見すると、作品に非常に特徴があります。
読む以前に、ぱっと見ただけで一目瞭然、他の人と、作品ページの見た目が違う！
一言で言うと、横幅が狭い！
セリフも含めて、一文が非常に短いです。

そして、参加作品を見ていくと、07が同じ特徴を持っています。
両者を照らしあわせてみて、特に大きな齟齬もないようです。
これでいい……のかな？

でも、この方、意気込みテンプレを見ると、あてるのは難しいのではと書いてらっしゃるんですよね……。
しかも、初参加とはいえ、ずっと覆面企画に参加するのに憧れていたとか？
ということは、なんにも知らずに飛び込んできた新人さんと違って、みんながフェイクしたりするのを散々眺めてきて、推理の様子を熟知している可能性高し？
そして、『目指せ正答率０％』と書いてらっしゃいますよ？
初参加ながら、大フェイクをしてくる可能性も？
こんなに簡単に、一目瞭然で分かったつもりになっちゃっていいのでしょうか……。

いや、きっと、もしフェイクしているとしたら、文体フェイクではなく内容フェイクなのだと思うことにしておきます！
普段可愛らしいものを主に書かれる方が、黒いものを書いたということで……。
とりあえず、仮配置ですから。
とりあえず07に配置しておいて、他の人の推理が進んだ時に整合がとれなくなってきたり、見直しする時間があったりしたら、また考えましょう。

そうやって、あちこち眺めているうちに、木菟みるくさんは09かなということになりました。
主な理由は、09にある『国民を避難させなきゃ、って感じ』と同じ、『、って』という書き方を多用しているから。
ただ、この書き方をする方は一人ではなく、他にもいるので、決定打にはならなそう。
でも、決定打にならないというだけで、特に『この作品じゃ合わない』思うような違和感もないので、とりあえあず、ここに。
仮配置ですから。

そして、10は天菜さんでしょう！
和風メイド姿のヒロインが、天菜さんの絵柄で頭に浮かびましたから。
イラストと小説と両方書く人は大勢いますが、天菜さんほど絵柄と小説のイメージが一致してる人は、あんまりいないかと……。

と、ここまで来て、他に特徴のある書き手さんは誰かな……と作者一覧を見直すうちに、（篠崎琴子さんという、非常に個性の強い、文章に特徴のある書き手さんがいるのに、それに見合いそうな作品がなかったような……？）と気づきました。

が、そう思ってもう一度参加作品を見直すと、いました、いました、琴子さん！
文章のクセなどをあまり気にせずストーリーだけを追ってさらっと読んだ時にはあんまり気づかなかったけど、よく見れば、08が、ずいぶん表現に特徴がある作品じゃないですか。
たとえば、『特徴的に枝うねる楓の古木が、凛と生えぬいていました。』とか。
なんて味のある表現でしょう！
普通、こうは書けないですよね〜。
というわけで、琴子さんは08に。

次は誰を探そうかな……と考えて、わかりやすい特徴があり、かつ、意気込みで堂々と全裸宣言をしてらっしゃる青波さんを捜すことに。
すぐ見つかるかと思ったら、意外となかなか見つかりません。
青波さんのわかりやすい特徴って、副詞が漢字のことが多い（咄嗟とか多分とか一体とか、開く人が多い漢字を開いていないケースを散見する）ことなんですが、参加作の中では、それほど顕著ではないものの、04に、わりとその傾向があるような……。
そう思ってみると、軽妙なかけあいも、それらしい。
そして何より、「炎」と『炎』など、「 」と『　』の併用が！
「 」に入ったセリフの中では『　』、地の文では「　」を使っているようですが、わりと珍しいケースと思います。
そして、青波さんの作品に、別の使い分け方ではあるけど、これらを併用しているものがありました！

というわけで、青波さんは04に。

ここまでの仮配置のまとめです。

F01 アイ・アム・ファイヤーマン！　　　　　　瀬古冬樹さん
F02 命がけの結婚　
F03 僕も愛しているよ
F04 「幸福な食卓」　　　　　　　　　　　　　青波零也さん
F05 火と水の婚姻
F06 夕星☆えとらんぜ　　
F07 火のないところに煙をたてるお仕事です。　五十鈴スミレさん
F08 凱旋の火矢は墜されたし　　　　　　　　　篠崎琴子さん
F09 千匹皮姫　　　　　　　　　　　　　　　　木菟みるくさん
F10 灯油あります　　　　　　　　　　　　　　天菜　真祭さん
F11 愛の消火大作戦


まだ仮配置してないのは……

三和すいさん
水町千晶さん
すずさん
あまねさん
小高まあなさん

今日はこの、残り5人を仮配置して、Fブロックの仮配置を終わらせ、明日から
Gブロックに移りたいと思います。
そして、時間があったり、途中で人様の推理をカンニングして（笑）気が変わったりしたら戻ってきて検証しなおし、戻ってくる時間がなければ、仮配置のまま確定にしてしまう予定です。
きちんとやってたら、全ブロックできそうもないので……。