この間から本屋で探しているウワサの本『ネットノベル・パーフェクトガイド』は結局見当たらなくて、まだ読めないのですが、 天城さんのブログ経由で、こんなリストを知りました。 http://b.hatena.ne.jp/noraneko/?of=180 例の本(←タイトル長いので、つい、こう呼んじゃう……)に取上げられたサイトのリストです。
「誰か知ってる人や知ってる作品が載ってないかなあ」という好奇心が、私が例の本を見たかった最大の理由なので、私にとっては、これでほぼ、目的達成!
で、つらつら眺めてみた結果は、200ものサイトが載ってるという話だからもっと大勢の知り合いやタイトルだけでも知ってる作品が載ってるのかと思ったら、実は知らない人や知らない作品がほとんどで、ちょっと意外でした。
ただ単に私に知り合いが少ないからかもしれないけど、それだけじゃなく、ジャンル的な特徴もありそう。 私が読んだことがあるのはほとんどファンタジーばかりだし、読んでいないまでもタイトルや宣伝文句だけでも興味を持って頭の隅でチェックしている作品というのも、やっぱりジャンルはファンタジーで、かつ、現在進行形で連載中の作品が多いんです。というのは、検索サイトなどでタイトルや紹介文を見かける頻度が高いものはやっぱり今現在連載中の作品だから。で、私は、ジャンルが分かれているところではファンタジーのコーナーしか見ないから。
だから、私に見覚えがある作品タイトルというのは、ほとんどが、今現在、そのサイトの主な売り込み中作品である連載中の未完の長編ファンタジーなんですが、たぶん、この本では、ファンタジーよりも非ファンタジー、連載中長編よりも完結済み中短編の比率が多くて、だから私の知らない作品が多いのではないかと。
たまに知ってる人が載ってても、取上げられている作品は、私が、『○○さんといえば××物語』と思っているのとは別の作品のことが多かったり。 たとえば姫様なら長編ファンタジーの『エーデムリング』シリーズではなく現代恋愛の『信じて神様疑って悪魔』だし、鈴子さんなら連載中の大長編ファンタジー『イアナ神戦記』ではなく完結済みの中編ラブコメだし。
あのリストを見て知らない名前やサイトだと思った人たちも、実際にサイトに行って他の作品のタイトルを見てみたら、検索サイトやセンデンゴン板さんや縦バナーなどでタイトルくらいは知ってる作品があることも多いのかもしれません。
やっぱり、こういう際には、未完の連載長編よりも、完結済み中短編のほうが有利なんだろうなあ。 前に私が雑誌に取り上げてもらったのも、完結済み短編の『美しいシルグリーデ姫』だったし。 まあ、当然でしょうね。連載長編は全部が本当に完結するとは限らないし(^_^;)
というわけで、興味ぶかかったです。
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