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| 2004年09月06日(月) |
Science&Nature |
研究というのは、早さの勝負でもある。 同じようなことをしている場合、 いかに先に成し遂げるかが重要だ。 「世界で初めて」という称号は、 最初の人間(研究グループ)にしか与えられない。
ただし、これは客観的な業績としての話であり、 早さばかりを追い求めるのが当人たちの幸せに直結するわけではない。 また、その業績が後世に残るのか歴史の中に消えるのかも、同様だ。
「ScienceやNatureに載ればいいのか? それが本当に凄い研究成果なのかどうかは自分で中身を見て判断しないといけない」
ただし、ScienceやNatureに載ることが憧れとしてあるのは確かだ。そのような憧れの対象というのは、物事を進めるモチベーションになる。そういうふうに人は生かされている。
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