青い物語
由良



 上がって下がって・・・・・・



私は新しい土地で生活することによって何をしよーとしてたのかというと
昔の自分を捨てて
全くの別人になろうとしてた。
コンプレックスを全て詰め込んで、それを過去の人にして
理想の自分になろうとしてた。
理想の自分というのは、言葉にすればどんなかというと


“誰からも好かれる人間”
















なんか昔よりだいぶ、大人になった気でいたけど
やっぱ考えてることは笑っちゃうほどお子様だね。
でも、本気でなろうとしてたよ。現に、今だってちょっと。
完璧にはなれなくても良いから、それに少しでも近づきたいって思った。
でも、無理だと思う。
理屈はないけど
正確には、私の中ではあるんだけどそれは言葉にできない。
言葉にできない何かで、とにかく私はソレに深く納得していて
そんな人間はいないと思う。仮にいたとしても、私にはなれない。


昔の自分はそれほど嫌なやつだったかな。
確かに、誰にでも好かれるような人間とは無縁だったけれど
誰にでも嫌われるような人間でもなかった気がするんだけど。
確かに、好かれたくても好かれなかった人もいたけど
私はその人をとても好きで、その人に私は少なくとも嫌われていないって事あったと思うんだけど。
昔の私を好いていてくれる人がいたと思うんだけど。


コンプレックスがあります。
わがままなことと
人を思いやれないことと
思い込みが激しいこと

きっともっとあるけど、いつも心を占めているのはたいてい、この3つくらい。
コンプレックスって実際は良くわからないんだけれど
仮に、どれだけ努力しても直らないものだと仮定したら
直らないのなら、受け止めるしかないじゃない。
色んな人につつかれて、悲しい思いをしてそれは嫌だけど
努力しても直らないならしょうがない。どうしようもない。

どーしようもないのよって開き直るのとはちょっと違ってて
ただ、今すぐ別人になろうとするのはやめようと思った。
私にはこんな嫌なところがあって、人を嫌な気持ちにさせるけれど
ごめんなさい、ごめんなさい。
これが私です。コンプレックスだらけの私です。
少しずつ薄らいでいけば良いと思う。
それはなんだか勝手な希望だから、たゆまない努力が必要です。






昔の私に
少しだけ、他人を思いやろうとする努力を加えて(たとえそれが空回りでも)
今は、それで充分。
ってことにしておく。
そうじゃなきゃ、自信を持って生きていけないから。

誰かに間違いだって言われても
今の私はこれである程度納得してるの。(言葉の端々に自信のなさが・・・・

2003年05月18日(日)
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